出ていけってどっちの意味だったのかなの回
アタマちゃんです。
先日、うっかりnoteを下書きのままにして投稿しなかったせいで、毎日更新が途絶えてしまった。くやしい〜!せっかく書いたのに!
昨日はやる気が失せてしまって更新できなかった。
まだ今日からがんばるぞ。
ゲットアウトを最後まで観た。
好物の思想強め人怖だったし、共感?もあってすごく楽しめた。
以下、ネタバレ注意!
あれはどっちの意味の「出ていけ」?
ゲットアウト、直訳だと「出ていく」っていう意味だけど、肉体から出ていくっていう意味だったのね。
今回だと追い出されるっていう感じかな。
思い出したのは、身体を乗っ取られてしまっていた主人公・クリスの元友達が一時的に自我を取り戻し(?)、クリスに「出ていけ!」と襲いかかるところ。
最初はクリスへの警告で「こんなところにいてはだめだ!お前も乗っ取られるぞ!」的な意味合いかと思ってたけど、自分の中の白人を追い出そうとして錯乱した可能性もある…?
後者だとさらに絶望感あるな…。
他人の目から見た世界への興味
主人公・クリスの身体を乗っ取る権利を得た盲目の美術商。
クリスの身体を選んだ理由が「君の目で世界を見たいんだ。」だったのはちょっとだけ共感した。
自分と他人が見ている光景と実際に認識している光景は本当に同じなのか?と思うことがある。
自分が認識している「青」は他人も認識している同じ「青」なのか。気になる。
あと、例えば霊とか悪魔とかオーラとかが視えるという人は一定数いるけど、その人たちから見える世界も気になる。
私には見えないだけで、私には見えない物質?を捉えることができる目か脳を持つ人がいたっておかしくない。というのが私が霊やスピリチュアルを信じている理由。
そういうのって、目の機能の違いというより脳の処理とか脳の使う場所の問題だと思ってるんだけど、もしそうだとしたらあの脳入れ替え?手術しても意味なくない…?
ただの視力回復が理由ならわかるんだけど。
やっぱり持つべきものは友
もう全部色々終わったあとにやっときた、クリスの親友。
ここのシーンがなんだかすごく好き。
まず、いや全部終わったあとに来るんかい!という一足遅い現場到着。
だいたい、主人公が殺されそうになってるときに助けに来てくれるか、もしくは主人公が死んだりいなくなったりしたあとに駆けつけて、次のターゲットになっちゃうとか、そんな感じになりがちじゃない?
今回の主人公の親友は一味違う。主人公がほぼ自分で解決して助かったところに到着。ただのお迎えじゃん。
車のシーンもすごく好き。
クリスを乗せて帰るシーン。
こういうときも、だいたいは色々察して「帰ったらとりあえずメシでも食うか」とか「シド(クリスの飼い犬)が待ってるぞ」的な声かけに落ち着くことが多いと思うんだけど、ここも一味違う。
「だから行くな、やめとけって言っただろ…」だったのがストレートなセリフで逆に斬新だった。
しかもおどけてとか、ちょっとふざけた感じでもなく、ちょっと引きながらなのがリアルで良い。
この映画の中で一番好きなシーンだったかもしれない。
次はザリガニの鳴くところ観ようかな!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?