秋を感じる!鮭とキノコのケーク・サレ(0歳児ごはん)
相変わらず三回食のうち一回は粉モノを与えています。
バナナやりんごも良いけど、バリエーションとしてちょっとおかずっぽいものもあるといいな~と思い、ケーク・サレを焼いてみました!
ようやく涼しくなってきたので、鮭ときのこで秋らしく!
ちなみに補完食用なのでサレ(塩)なしです。笑
材料
(アルミ型20cm×11cm×3.5cm 1個分)
強力粉 90g
薄力粉 45g
卵 1個
ベーキングパウダー 2g
オリーブオイル 大さじ1
粉ミルク 水で溶いたもの150ml
舞茸 50g
自家製鮭フレーク 50g
にんじん 50g
作り方
1. 舞茸はみじん切り、にんじんはすりおろす。
今回は冷凍した(詳しくは後述)舞茸なので、袋のまま手で割りほぐしました。
2. ボウルに卵を溶き、水で溶かした粉ミルク、オリーブオイル、にんじんを入れ混ぜる。
3. 強力粉、薄力粉、ベーキングパウダーを入れ、切るように混ぜる。(練らないように)
4. 舞茸、鮭フレークを入れ、型に流す。
オーブンシートをこのように敷くと、取り出しやすいです!
5. 180度に余熱しておいたオーブンで50-60分焼く。
竹串を刺して、抜いたときに生地がついてこなければOK。
今回は55分で焼き上がりました。
6. 湿気がこもらないよう、すぐに型から取り出し、通気性のよい場所で冷ます。
できあがり!
さて、舞茸を冷凍しておいた理由ですが、
きのこを冷凍すると旨味が増す
という噂を聞いたから!
でも、よくよく調べてみると、きのこの旨味は70度前後の加熱で最も引き出されるようです。
180度で55分も焼いてしまったではないか。。
冷凍した意味。。
そこでちょっとお勉強。
果たしてこの料理、舞茸の良さを生かせたのだろうか?
分かったことは以下。
◆舞茸を冷凍すると、膨張した水分で細胞膜か破壊され、旨味成分であるグアニル酸、グルタミン酸等が引き出される。
◆グアニル酸は60~70度、グルタミン酸は60度で急増する。
◆舞茸に多く含まれるナイアシン、カリウム、食物繊維(β-グルカン)、は水溶性。
◆舞茸に多く含まれるビタミンDは脂溶性。
◆舞茸に多く含まれるβ-グルカンは、熱には強い。
ということで、(やや強引に)まとめると、
旨味は最大限に引き出せなかったけれど、栄養価は充分に残せた!と思います。
あとから調べて思ったのが、
180度で55分焼いているときの生地の温度ってどうなってるんだろう?です。
60度あたりをゆるやかに通っていれば、旨味は結構引き出されてるのでは?
実際試食したところ、かなり舞茸の出汁感はありました。
温度計ってみればよかった。。
そして栄養価。
舞茸に含まれる主な栄養素は水溶性(ビタミンDだけは脂溶性)のため、水や脂に溶け出した栄養素も一緒に食べられる調理法が良いとのこと。
なので、今回の調理では溶け出た栄養も生地に含まれているはず。
さらに免疫力を高める作用のあるβ-グルカンは熱に強いので失うことなく調理できた!というわけです。
この秋、大人用のきのこメニューは、あまり加熱しすぎない調理法(70度蒸しなど)にしようと思いました。
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