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#3.04|凸凹兄弟、次男の転院

ご縁とは不思議なもので、地元の活性化委員のメンバーで東京からG県に移住して来られたFさんの奥様は、発達支援のプロだった。

市役所主催の移住者交流会で一緒に街歩きをして初めてお話しさせていただいた時は、次男の病院からは検査の結果待ちだと思っていたので、軽く自己紹介&次男紹介をするに留まっていたけれど、その後学校からも「その後病院からの指導は…」と電話があり、病院に問い合わせてみると「先生の指導は投薬が前提です」とか意味不明な返事が返ってくる。

「投薬」云々ではなく、まず医師の検査結果に対する詳細な見解と指導が先でしょ!と思ったけれど、もうこの病院とはいや、あの医師とは会いたくないと思い、カウンセラーに紹介状と転院リストを出して貰うよう依頼した。

そして次男の場合問題は「学習障害」なので、その分野の検査をしてもらえるところを探すべく、自分で関連書籍を調べてみた。

あるじゃないか、ガイドライン!高いけれど取り寄せてみた。

そして先日歩きながら話したFさんにアポを取るべく、地元の「こども発達相談室」に電話をすると、その日のうちに面談してくれるという!

急ぎ資料を束ねて駆けつけると、私だと気づかず応対していたというFさんが柔らかな笑顔で迎えてくれて、WISCの数値の見方などを教えてくれる。初めてなんですけど、こんなに知りたいことを教えてくれた人!

そして、診断書を見て「これがあれば手帳も取れます」「G大病院で学習障害の検査をしている子がいます」と淀みない。「学習障害には薬は効かないんですよ」とも。

そして週明け、かの病院から電話があり、即日駆けつけて紹介状をGet。翌日G大病院に予約の電話をすると、2週間後には予約が取れるという。(ただし、「児童思春期外来」はいつになるか分からないとのことだったので一般で)

次男の授業の都合もあり月末に設定したけれど、あの年末予約受診2月はなんだったのか??気づけば本人の生まれた病院に里帰り、な新たな展開。取り寄せた本を見ても、彼はレアケースかもしれないので、検査&診断が待ち遠しい。


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