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at:10はインターネット空間のオンラインギャラリーのメディアです。 『what I …

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at:10はインターネット空間のオンラインギャラリーのメディアです。 『what I need now』という思想を軸に、様々なコンセプトから内包的な価値を持つ 存在と出会い、対話し表現していくものです。 https://at10.online/

最近の記事

アンネ・イムホフによるアンダーグラウンドの顕在化。闇からのマニフェストが突きつけられる空間と対峙する

2022年10月10日(月)まで行われる国際芸術祭「あいち2022」。 数ある展示の中から取り上げるのは、尾張一宮駅から北東へ徒歩10分ほど、真清田神社に隣接する廃スケート場。そこではドイツ出身の作家、アンネ・イムホフ(Anne Imhof)の衝撃の作品と相対することになる。 個人的には現代社会に渦巻く倦怠感を自覚し、その払拭に努めるべくことに対してのきっかけになる作品として、日本に於いても迎合されればと思うが、カタルシスになる可能性も否定できない。果たしてその行方や如何に

    • 「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」レポート at:10編集部が感じた「現実的世界」

      京都中央信用金庫 旧厚生センターで開催中の「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」。折しもゲリラ雷雨轟く中、展覧会に足を運んだので、レポートしていきます。 レポートといっても、こちらで紹介するのは、あくまでat:10編集部としての「境界線」を考察していくメディアとしての立ち位置に基づいたもの。様々な要素が複合的に絡み合い、境界線も無数に存在する会場内で、(「観覧」というより)「体感」したことを、アンビエントやニューウェーブについての考えも少し混ぜつつ、綴っていけれ

      • 日常に新しい意識をひらくバッグ mamerucu

        vol.001 「パラダイス、内包する記憶」に参加していただいた作家が、作品とどのように向き合ってきたかを聞き、作品の持つ価値を探っていこうと思います。 小田切真由美 (mamerucu) 星ヶ丘洋裁学校で洋裁を習う。 その後、『目にうつった時、手にした時、少しだけ心が浮き立つようなふだん使いのものたち』をテーマにバッグを中心とした”ものづくり”を始め、 国内で展示販売を行う。 mamerucuのバックは、手にするといつの間にか自分の日常に入り込んで、いつの間にかそばにい

        • 幼い頃の味の記憶と新しい味の旅をして nokos àl’étage

          at:10 vol.001「パラダイス、内包する記憶」に参加していただいた作家が、作品とどのように向き合ってきたかを聞き、作品の持つ価値を探っていこうと思います。 坂井規予(nokos àl’étage) 1997年よりホテルのケーキ部門や個人販売にて活動開始。2015年 愛知県名古屋市にケーキ店"nokos àl'étage"開店。 彼女の作る、可愛くて、新しくて、でもどこか懐かしいお菓子たち。その源泉はどこにあるのかを聞いてみました。 はじまりは、家族の風景。 ー

        アンネ・イムホフによるアンダーグラウンドの顕在化。闇からのマニフェストが突きつけられる空間と対峙する

        • 「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」レポート at:10編集部が感じた「現実的世界」

        • 日常に新しい意識をひらくバッグ mamerucu

        • 幼い頃の味の記憶と新しい味の旅をして nokos àl’étage

          土と鉱物 焼き物に魅了された陶芸家 大森準平 

          at:10 vol.001 「パラダイス、内包する記憶」に参加していただいた作家が、作品とどのように向き合ってきたかを聞き、作品の持つ価値を探っていこうと思います。 大森準平は、1979年愛知県名古屋市生まれ。京都精華大学芸術学部で陶芸を学び、ある博物館で縄文土器のなかでもより装飾的な火焔(かえん)土器を見て衝撃を受けて以来、「縄文」をテーマとした作品を制作しています。 近年では2019年にスイス「Art Barsel」への参加、2020年に個展「解放と構築」(MEGUM

          土と鉱物 焼き物に魅了された陶芸家 大森準平 

          what I need now に出会うまで。

          僕たちは目に見えない境界線を見せるためのメッセージを考えるメディア それが「at:10」 「見えているモノの価値」と「見えていないモノの価値」の境界線がどこにあるのか。 現在、世界ではパンデミックの危機と共に気候危機、貧困問題、戦争と人間存在そのものを問われるような問題が次々と噴出している。そしてあらゆるものが、金銭価値のもとに取り込まれあらるゆる価値が金銭交換のシステムとなっていっている。 そんなことがないかのように日常が平然と進み、当たり前の消費活動が繰り広げて

          what I need now に出会うまで。