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大仏だけじゃない!国宝・重文もりだくさん・東大寺

こんにちは!今日は東大寺について!
今回、大仏殿以外の伽藍も巡って、大満喫しました^^

マンガ 日本の歴史で知った東大寺

小学生の時、マンガ 日本の歴史のなかで、特に東大寺大仏建立の箇所が好きで、何度も読んでました。

そうそう、このマンガ。この表紙いまでも覚えてます。
まだこのデザインで残ってるんだ!感動。

このマンガの中で、聖武天皇がどんな想いで建立を決めたか、その大仏は、こんな風に型を作って銅を流し込んだんだ、ってこととか、職人さん(一般市民)が、頭によじ登って螺髪を一つ一つはめ込んだこと、完成した重たい大仏をどのようにして運んだか、など細かく記述されていて、それが後に「大仏見に行きたい」と欲求につながりました。

偶像崇拝という価値観が新鮮だった

私自身の信仰は、完全に世襲のクリスチャン。キリスト教(ユダヤ教)の戒律では偶像崇拝を禁じています。その考えを幼少期から疑問なく「そうなんだ」と受け入れていたため、仏教は像を作る、と言うことは、当時の私にとって不思議な価値観だったのも大きな理由です。

今思えば、世の中には異なる考え方がある、を知った初めてのことだったかも。

大人になり、仕事でハワイに関わる延長でポリネシアの文化を学び、人間では太刀打ちできない天変地異・伝染病の解決策の一つとして=神の存在を信じる(信仰心)はどの国でも共通していて、その源は「敬意」と「畏怖」の感情が含まれていたことは、大きな気づきでした。

恐れの気持ちを抑えて、神様に委ねること、像を作って安置し、お参りできる場所を整えることは、昔の人にとって自然なことだったのだな、と。

このあたりを書くと止まらなくなるので、いつかまた、ということで

東大寺に話をクルリンパします。

鹿さんがお出迎え

夫婦にとって約30年ぶりの東大寺。
お互い「奈良は鹿が多い」という記憶しかなかったわけですが、
今回も鹿さんは大歓迎してくれました!

愛くるしい鹿さんのお顔を一枚。

南大門

運慶・快慶といえばこの作品、の金剛力士像。

濃淡が、益々凄みを与えさせてくれます。

この日は小雨で雨の合間を縫っての参拝です。

大仏殿

やはり大きい。。迫力ある・・・。

横を守る四天王像も過去イチの大きさ

広目天

一部は頭だけの展示ですが。

多聞天


見事なケツアゴぶりです。(そろそろ怒られるぞw)

私も、まあまあなケツアゴなので、
目が行ってしまうのですw

大仏殿の鴟尾。
奈良時代の屋根に多く見られる形ですね。

大仏さまの膝下に、こんな物があったのですが、
コレは何か?
どなたかご存知でしょうか?

東大寺は大仏だけではない見所と絶景!

大仏殿の裏から
二月堂、三月堂、四月堂を廻ります。

石段を上がってお参り。
この両サイドに立つ灯籠が圧巻!

三月堂

石段上がって右手正面に三月堂。
こちらから廻っていきます。

出典:東大寺公式サイト

東大寺で一番古いお堂。
国宝級の仏像が所狭しと詰まっています。
素晴らしい四天王像があります。
確か1体が秘仏。

お堂の中は写真が撮れないので、
何がどうだったか・・・全然記憶がない(泣

四月堂

十一面観音などを見て、雨宿りしながら御朱印を書いてくださる方とお話し。奈良の方は本当に暖かい。

そういえば、大仏殿では僧侶の方が書いてくださいましたが、おそらく二月堂ー四月堂は学芸員さんかな、僧侶とは違う方だったと思います。それでも達筆に違いなく、ご朱印帳を、しばしオットと眺めました。

出典:東大寺公式サイト

二月堂

後々知りましたが、ここがお水取りで毎年ニュースになる場所ですね。
まだまだ現役で使われている二月堂。空気が若干違いました。

出典:東大寺公式サイト

仏像ももちろんですが、ここから眺める景色は最高!

時節柄、観光客も少なく、じっくり堪能しました。
お堂の内部は撮影禁止ですが、このエリアはOKだそう。
晴れている時にまた来てみたい。

鑑真さんファンとしては戒壇院と、正倉院も回りたかったけれど、

雨が本降りになり、お腹も空いてきたので、ふもとまで戻ってランチを。

東大寺近くでランチ

東大寺を出てスタスタと歩いていたら、信楽焼のタヌキが見え、お蕎麦屋さんなことを発見。

「なんか、雰囲気良さげー」、ということで入店です。

好みの細切り蕎麦。
食いしん坊なので、お蕎麦は2枚頂きましたw。

やっぱりいい!東大寺。

オットは東大寺の雰囲気がとても気に入ったようで、
今でも行きたいなーと呟いてます。

どのお寺にも魅力があって、甲乙付け難い(むしろつけるものじゃないですが)のですが、巨大な大仏建立、たくさんの僧侶たちが修行を積み、国内初・授戒する場所となり・・・

奈良の時代から今の世の中まで、東大寺は時代に生きた人々によって「ある意味」存在意義を変えてきつつも、唯一無二なお寺だなーと感じます。

京都の方が寺社仏閣の数は多くあるけれども、こうして色々巡ってみると、奈良のお寺は何処も独特で、印象的だな・・・。

また旅ブログを続けます!

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