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ストレスが多い仕事3選/HSPが向いていない仕事

HSPと聞いたことはありますか?

人一倍繊細な気質を持って生まれた人という意味で、病気ではありません。5人に1人はHSPです。HSPの人は感受性が高く、刺激に敏感なので、生きにくい思いをしている方も多いです。


今回は、そんなHSPの方が向いていない仕事を3つに絞ってご紹介したいと思います。先に言っておきますが、今回、かなり私の偏見強めです。私は刺激追求型のHSPです。自分がHSPなので、私の経験をもとにお話をしているだけなので、「え、HSPなのにその仕事してる!」という方は、どうかショックを受けないでください。

ふーんって聞き流してもらうくらいが丁度いいと思います。

HSPだからやってはいけない仕事なんて一つもありません。

ではどうして今回、わざわざHSPに向いていない仕事を記事にしたかと言うと、ストレスを抱えて無理をしている方が少なくないからです。私はココナラでお悩み相談をしているのですが、「この職業の方よく相談に来るな」と、相談者に多い職業があります。

そしてお話を聞いていると、その方々はHSPの気質を持っていることが多いです。自分の仕事が、ストレスが多い職業なんだよということが分かると、早めに対策を取れるかもしれません。

この記事を読むことで、今ストレスを抱えて働いている人の気持ちが少しでも楽になりますように。

HSPの人に向いているお仕事は先日別の動画でご紹介しましたので、ぜひこちらもご覧ください。


先に全部言ってしまいますと、HSPの人に向いていない仕事3選は

①コールセンター
②ライバー、YouTuber
③看護師

です。それでは順を追って説明していきます。

今回の記事も動画にまとめています。今回の記事は3875文字の長文ですので、長文が苦手な方はこちらをご覧いただけると幸いです。



①コールセンター


コールセンターの方はココナラでよくご相談に来られます。

機嫌が良い状態でコールセンターに電話してくるお客さんって少ないというか、ほとんどいませんよね。「この商品良いな!」と思っても大概「いや~これ良かったです。本当にいつもありがとうございます」ってわざわざ電話しませんよね。

だからコールセンターの方がお話しているのはほとんどが商品に苦情がある方か、サービスの利用方法が分からなくて尋ねて来る方です。機嫌が悪いです。HSPの人は共感能力が高くて人に影響されやすいので、機嫌が悪い方とお話していると、感情が伝播してきて暗い気持ちになったり動悸がしてきたりします。

しかし、「コールセンターで働いていたんですけど、辞めました」という方も、HSPの人は自己肯定感が低い方が多いので、またコールセンターに戻ろうとする方が多いです。戻りたい理由を尋ねると、コールセンターの仕事が好きなのではなくて、「体力に自信がないから」「他の仕事をできる気がしないから」という回答が多いです。

私はコールセンターで働いたことはないのですが、ストレスの多さが想像できます。他業種から見てもコールセンターのストレスは大きいので、ご本人たちが抱えているストレスは相当なものだと思います。

2チャンを作ったひろゆきさんは、過去にコールセンターで働いている時、電話をしながら漫画を読んでいたそうです。そうやって人は人、自分は自分と割り切って人の話を聞ける人なら良いのですが、HSPの人にとってはストレスが大きいと思います。

でも、向いていないからと言って辞めないといけないわけではありません。HSPだからやってはいけない仕事なんて一つもありません。



②YouTuber、ライバー

YouTuberはこうやって、私のようにYouTubeで動画投稿をする仕事です。ライバーというのは動画の生配信をする人だと思ってもらえれば良いかと思います。17ライブやポコチャなど、様々なライブ配信のプラットフォームがあります。そこで配信をしている人をライバーと言います。

これを本業としてされている方は一握りですし、ココナラで相談をされる方は匿名性を保っているので、ココナラで「自分YouTuberしています」「ライバーしています」と自分から名乗って相談に来られる方は少ないです。

しかし、私の肌感覚としては、1番病む職業だなと思っています。私もライブ配信、YouTuber、どちらも経験がありますが、結構メンタル的にきついです。その理由は、

・仕事量の調節が難しい
・頑張っても稼げる保証はない
・嫌なことも沢山言われる

からです。

YouTubeを収益目的で始めるとなると、膨大な時間が必要です。よく、YouTubeが1回再生された途端に収益が発生すると思っている方もいますが、YouTubeには収益を受け取れるまでの基準があります。チャンネル登録者1000人以上と、過去1年以内の総再生時間4000時間以上というのが、収益発生の条件です。

その収益化の条件を達成しているYouTuberは上位10~15%と言われています。つまり、頑張ったところでお金が発生する保証はありません。

YouTubeを趣味で行ったり、収益目的以外で始めるなら良いのですが、お金が絡んでくるとストレスになってきます。

YouTubeもライブ配信も、仕事量の調節が難しいです。

特にライブ配信。

労働時間に関してはかなりハードです。配信中心の生活をしている人は12時間配信、24時間配信をしている人もいます。イベントがあるので、そこで順位を競わないといけないからです。

仕事と休みの切り替えができにくいです。身体を壊すライバーも見てきましたし、自分で仕事量の取り決めをできる人じゃないと難しいかと思います。


さらに、一番メンタルに悪いのがアンチコメントです。

YouTubeもライブ配信も、嫌なことを言われることがあります。分かりやすいアンチもいれば、非繊細さんなら受け流せるけど、繊細さんにはきついなという、微妙なレベルの嫌なコメントは日常茶飯事です。

私も顔出しで活動をしているので、ブスと言われたり、面白くないと言われたりしました。嫌なことを言われたら即ブロックしますが、もう、その嫌なコメントを見た時点でこちらの心臓はバクバクしているわけです。

そういう嫌なことが頭から離れなくなる日がたびたびあり、一喜一憂している自分に気付き、メンタルに良くないなと思いました。

ライブ配信を無断で録画、スクショするマナーの悪いリスナーもいますので、気疲れしやすいタイプの方は向いていないのではないかと思います。


③看護師

HSPに向いている仕事で、「人をケアする仕事」を上げたので、③看護師さんというのは矛盾したことを言っています。看護師に限らず他の医療職にも当てはまる部分があります。

これは、HSPの人が看護師になると、患者さまにとってはとても良いのだけれど、看護師自身のメンタルにとっては良くない部分があるからです。

患者さまにとってはよく気が利いて、共感能力も高くて、すごく良いスタッフだと思います。しかし、HSPの人が看護師に向いていない理由は、

・不特定多数の人と関わるから
・体育会系の風潮が強いから
・(新人のうちは)患者さまに影響されることも多いから

です。

日々新しい患者さまとの出会いがあります。HSPの人は、不特定多数の方と関わると気疲れを起こしやすいです。

また、看護師業界は想像以上に縦社会です。体育会系のノリも強いなと思います。若いスタッフは夜勤多めにされたり、先輩と同じ勤務の時は先輩よりも早く出勤しないといけなかったり。

それを守らないとチクチク言われることがあります。

もちろん、そんなこと全く気にならないタイプの人なら良いのですが、HSPの人はどうしても気になると思います。

さらに、新人のうちは患者さまの感情に影響されることも多いです。元気な患者さまはいません。一見元気に見える人でも、フタを開けてみたらすごい問題を抱えていたり、精神疾患の人だと良い状態と悪い状態の波が激しかったり。

経験が積まれてくると患者さまに影響されることは少なくなっていくのですが、どんなにベテランでも影響ゼロではありません。人の感情を強く汲み取れるHSPの方で、尚且つ経験が少ない新人の方なら、影響されることが多いです。

それで自分自身が疲れてしまうことがあるので、今回HSPの人に向いていない仕事3選の中に入れさせていただきました。


まとめ

HSPに向いていない仕事3選をご紹介しました。

①コールセンター
②YouTuber、ライバー
③看護師

繰り返しますが、HSPだからやってはいけない仕事なんて一つもありません。自分の仕事が、ストレスが多い職業なんだよということが分かると、ストレスはこまめに発散しないといけないなと思えるかもしれません。

この記事をご覧になられた方が、少しでも楽になりますように。


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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。