見出し画像

「高齢者がペットを飼うこと問題」について |終活・エンディングノート・大阪

こんにちは!
大阪で活動している
楽しく生きていくための終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!


先日のネットニュースで気になった記事がありました。
それは【高齢者がペットを飼うこと】についてです。

画像1


⁡60代のある女優さんが「年を取っているから飼っちゃダメって頭ごなしに言うのは、私はいかがなものかなって思いますね。(原文ママ)」と仰っていました。

その女優さんは、他にも

「年寄りになればなるほど認知症の問題も出てくるじゃないですか。飼う方もきちっとしようっていう気持ちさえしっかり持ち続けていれば、そう思うことが自分の健康にも結びつくし、認知症にもなりにくいと思うんですよね。(原文ママ)」

「自分に何かあった時に飼っている猫をどうするかということさえきちっと決めておけるなら、猫を飼うのはお年寄りにとっていいことなんじゃないかな(原文ママ)」

「若い会社員の方だとほとんど1日中家にいなくて、猫だけでずっとお留守番だったりすることも多いけど、年寄りはずっと家にいますから。猫にとっては、その人が若かろうが年を取っていようが、関係ないんじゃないかな。年寄りの方がずっと一緒にいてくれるから、むしろ嬉しいかもしれませんよ。(原文ママ)」

なども仰っていました。

画像2



この記事を読んで、ペット終活アドバイザー目線で言うと、確かにこの女優さんの仰っていることには理解できます。

実際に
【ペットがいる高齢者世帯は、そうでない高齢者世帯と比べて通院数が低い】
というデータもあります。

•自分でお世話できること
•もしもの時の預け先を手配していること


この2点がきちんとクリア出来るのならば、私は高齢者がペットを飼うことに反対ではありません。

画像3



ただ、高齢犬を飼っていた経験者目線で言うと、高齢ペットのお世話は想像以上に大変です。

急に体調が悪くなることはしょっちゅうだし、病院にかかれば治療費が発生する、粗相も増えて掃除の連続、雑費もかさむし、通院や買い物への急な外出も増える…
認知症になると昼夜逆転したり無駄吠えしたりして寝不足になる…
それらが毎日続くストレス…

「可愛い」だけじゃないんですね。
人間と一緒で、綺麗事ではないんです。

もちろん「老いた可愛さ」もあります。
でもやっぱり、綺麗事ではないんです。

私自身の経験を振り返って、あの日々を高齢者が1人もしくはご夫婦で…となると相当大変だから、ペットと共倒れになるケースも安易に想像できます

またそんな状態の高齢ペットを預かった方も大変です。

画像4


そして忘れがちなのが、ペットの気持ち
飼い主の元を離れて、あっちこっちへたらい回しにされてはペットだってストレスが貯まり、体調不良になったり、今まで出来ていた事が出来なくなる事もあります。


【高齢者がペットを飼うこと問題】


これは現代の日本において、難しい問題だと思います。


画像5

画像6

画像7



この記事が参加している募集

ペットとの暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?