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求人サイトの効果的な利用法

求人サイトとは

ざっくり言うと、求人のサイトです。

採用する企業側の目線での解説となります。
求職者は以前書いた記事を参考になさってください。


本も出してます!
がよく考えたらnoteの記事を転用してるだけなのでそこまでおすすめはしません。


求人サイトは、リクナビ、マイナビ、タウンワーク、LINE、enなど、大手だけでも大量にありますが、予算もあるだろうし、全部に載せるのは正直厳しいのが現実なのだと思います。

そこで!私の中途半端な知識を活かして、アルバイト、正社員ダブルで紹介できたらなと思います。

ちなみに大前提として、求人サイトは掲載期間があるので気づいたら消えていたというようなことがないようご注意ください。

大手求人サイトの利用法

上にあげたような大手のサイトの特徴は、当たり前ですが、求職者側も、企業側も登録数が多いことです。

なので、企業側で、マイナビ、リクナビだけでも求人出稿すると、8割以上にアプローチできます。

ただし、競合他社も多いので検索順位の上位に入ること、見出し文だけで、応募者を惹きつけることが課題となります。

1.アルバイト求人の場合

えげつないぐらいの登録者がいますが、ほとんどの応募者は、とりあえず応募だけいっぱいして、その中から受けたい仕事を選ぶという手法を取ります。

なので、こちらも対策として、即効でレスポンスを返さなければなりません。

時間帯にもよりますが、応募の翌日にはもう他社からアプローチされてると思っていいでしょう。
応募は来たのに連絡がとれないという理由は対応が遅いか求職者の応募がテキトーすぎるかの二択です。

応募の連絡がきた瞬間に電話をかけるのが最善手です。メールだと他社と比較されてしまいます。
電話が通じなかった時だけ、第二策としてメールを送るのがベストです。

現実問題として速攻は無理かもですが、なるはやがいいんです。

2.正社員求人の場合

こちらは応募フォームとかプロフィール欄を頑張って埋める作業をアカウント作成時にやってくれているので、それなりに熱意はあります。

なので、レスポンスはアルバイトに比べると遅くてもいいので、求職者のプロフィールなどに目を通してください。

アルバイトの応募と違って、求人案内の文章をそれなりに読まれていることも多いので、まずはタイトル、検索した時に表示される文章だけで、惹きつける必要があります。
どんな人に来てほしいかにもよりますが、タイトルには命をかけて、御社の強みを凝縮させてください。

また、予算に余裕があるのなら、検索上位オプションで上の方に表示させるようにしましょう。

最近の求職者はスマホで見るので、スクロールしまくらないと見えない位置にいると、日の目をあびません。

3.業種、時間帯などの勤務条件は絞るべきか否か

結論から言うとそれぞれメリット、デメリットがあるので一概には言えません。

まずは時間帯から説明します。
正社員だと、時間帯は結局正確なものを記載すればいいだけです。

アルバイトだと、副業として探している方が多いので、21時からしか入れませんとか、土日は無理ですとか、応募者側の条件もあります。

ケース1.
平日の0時から21時まで人が足りていない。

なかなか終わってる状況ですが、業種によってはあるあるなのです。

この場合は、夜勤の募集が急務です。
マジで店長、オーナーが1日20時間労働とか平気でやることになります。

0時から9時ぐらいまでなんとか見つかれば、まだ頑張れます。

なので、募集時間帯を0時から21時ではなく、0時から9時だけ載せるのがいいです。

24時間稼働している業種では、夜勤をいかに抱えるかが1番の問題です。

ワンチャン、深夜の時給に釣られて日勤希望者がくる可能性もあります。

ケース2.
土日祝だけ日勤が足りていない

この場合、既存の従業員が土日祝に動いてくれるのなら、募集条件を曜日を絞らず、とりあえず囲ってしまうのも手です。

また、曜日を絞らずに、面接で説得してしまうという手もあります。

ただ、土日祝に絞った求人を出すと、理想の勤務条件の応募者が応募してくれる可能性が高いので、説得の手間は省けます。

ケース3.
オープン~クローズまで微妙に人が欲しい

だいぶ恵まれた環境ではあります。
ここまで恵まれていると、求人出稿の権限を持った人の裁量によります。

私は朝が苦手なので、オープンからだけで募集しますが、総合的な安定を求めるのなら、オープンからクローズまでの全時間で募集するのがセオリーだとは思います。

次に、業種について
アルバイトも正社員も、もうあらゆる業種を突っ込んだ方がいいです。
飲食でもメーカーでも、少しでも事務作業があるのなら、事務職も入れて応募したほうがいいです。

求職者は職種で絞って検索するので、多ければ多いほどヒットします。

デメリットは入社後にギャップを感じて早期退職の可能性は高まります。
職場環境で抑え込みましょう。
パワハラとか論外です。

小規模求人サイトの利用法

小規模の求人サイトはwantedly、green、リジョブ、ドライバージャーナルなど、業種を絞ったタイプがおすすめです。

小規模求人サイトで、あらゆるジャンルを網羅しているものは、結局、マイナビ、リクナビの下位互換だからです。
まあ深堀りしたら、いい点あるのかもしれないけど。

業種を絞るということは正社員募集だと思うので、正社員募集のていで話をすすめます。

この辺の求人サイトのいいところは、業種を絞っているので、志望動機がキチンとしていたり、経験者だったりと即戦力化が期待できます。

また、大手とは違い、ラフな面接に誘導しやすいです。

正直、面接って企業側も求職者側も取り繕った答えしかしません。
そんなん意味あるん?
と地道に言っているのですが、なかなか文化は変えられないようで。

「ラフでいいですよ」「カジュアルな面談です」を全面に出していれば多少本音を聞き出すことができます。

業種によってはポートフォリオ欄があったりするので、実績の確認もしやすいです。

自社ホームページを活用する

今のご時世、ほとんどの企業にホームページがあると思うのですが、そこに採用に特化したLP(ランディングページ)をリンクさせるのがいいです。

なかなかいないとは思いますが、リクナビもマイナビもアカウントを作っていない求職者は自社ページで捕まえるしかありません。

LP(ランディングページ)とは

目的達成に特化したページのことです。
今回は採用がテーマですので、トップからずっと仕事内容紹介、福利厚生など、応募者が気になる点だけリンクなしで紹介して、応募フォームだけ設置するようなページです。

一応、他の例では、割引キャンペーンなどのLPだったら、リンクなしで紹介だけして、購入ボタン以外は設置しないみたいな感じです。

まあ実際は、ホームページのトップへのリンクぐらいは貼りますが、あんまり目立たないようにする事例が多いです。

普通のホームページだと、説明は丁寧にできますが、社内の各ページに目移りしてしまい、応募フォームに行く前に離脱する可能性があります。

LPだとゴールが問い合わせしかないので、問い合わせるか、戻るかの二択になるため、問い合わせ率が急上昇します。

LPと求人サイトのリンク

求人サイトには大体企業ホームページに飛べるようになっています。
飛ぶ先を求人LPにしてしまえば、応募者は袋小路になるため、問い合わせ率が爆上がりします。
(もちろん仕事内容、LPの内容、デザインにもよりますが)


結局、どうすればいいのか


大企業の場合

求人サイトの大手何社かに掲載と、自社ホームページだけで事足ります。
ブランド力があるため、むしろ色々やってしまうと経費かかるわ、書類選考大変だわでリソースが大きくなります。

中小企業の場合


大手求人サイトは掲載の金額が高いので、マイナビか、リクナビのどちらか1社に登録。
それと、業種に絞った小規模サイトを1社登録したうえで、LP制作がよいかと思われます。

予算の関係は企業によって違うので、ベストアンサーかと言われると微妙なとこありますが。

ちなみにマイナビは登録者数が圧倒的、リクナビは多方面からのアプローチが可能と、微妙に利点が違いますのでご注意ください。

#採用の仕事

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