貞子DXの感想と貞子マーケティング:ネタバレなし(を心がけます)
みんなー--!呪われてますかー--?
私は呪われてます。
10月28日公開の貞子DXを見てきたので感想とマーケティング術に触れてみたいと思います。
私の貞子愛
noteを始めた初期にこんな記事を書いてます。
横展したやつ↓
noteではなくブログの方が、3カ月間「貞子 dx 公開日」で検索結果1位になっていたようです。
直近はカドカワ公式と映画紹介サイトにボコボコにされてますが。
初代リングを見てから20年以上リスペクトし続けています。
そしたらアメリカかどっかの「尊敬する日本人ベスト100」かなんかにも入ってました。
これに関しては私の方が先に尊敬してるので認めてません。
感想
面白かったです!
怖いかどうかは人によるんじゃないですか?知らんけど。
さすがに公開3日目にネタバレできないので、うっすい感想になってしまうんですよね。
ただ、初代リングから25年ぐらい経ってるので、世代間ギャップとか取り入れてて随所に小ネタがあって面白かったです。
小芝風花さんかわいいですね。IQ200なのに。小芝風花さんかわいいですね。
DXを謳ってるのならSNSで拡散ぐらいじゃ許さんぞと思っていたらしっかりDXしてました。
初代はビデオをみてから1週間で貞子と会えますが、今作は24時間に短縮されています。
貞子さんも爆速PDCAサイクルを意識していらっしゃいます。
あと映画はエンドロールまで見ましょう。
歴史で読み解く貞子マーケティング
小説版リング
1991年発行です。
貞子さんもこの時に誕生しました。
映画版初代リング
98年公開です。
テレビから登場するシーンで衝撃を与えました。
実は原作にはテレビから出てくるなんて表現ないのです。
映像化にあたって編み出されたもので、以後代名詞的な扱いをされています。
以下映画版で進行します。
らせん
リングと同時に公開されました。
らせんの方は、原作重視バージョンです。
ポケモンの赤と緑みたいなマーケティングです。違うかもしれません。
リング2
99年公開です。
続編を程よいスパンで出すという王道かつ計算された打ち出し方です。
リング0 バースデイ
2000年公開です。
リングのエピソード的なストーリーです。
1→2→0という順番もまたいいですね。
スターウォーズに似たやり方です。違ったらすいません。
貞子3D
時を経て、2012年公開です。
最初に2,3作出して時間を置いて忘れた頃に次を出すスタイルです。
トイストーリーに通ずる所があります。なかったらすいません。
12年の年月が経ち、スマホが普及しだし、映画の3D化にも合わせた呪い方をしています。
また、貞子がイメージキャラ化していたのを逆手にとって、Twitter、渋谷ジャック、始球式などPR面でも進化しています。
貞子3D2
2013年公開です。
3作出して2作連続で出すという作戦です。
エビングハウスの忘却曲線を意識しているでしょう。たぶん。
貞子vs伽椰子
2016年公開の名作です。
競合他社とのコラボレーション企画です。
PRから本気で、政見放送、始球式などがYouTubeで話題となりました。
実は競合他社の仲良し感を出すと顧客がファン化する、という事象を取り入れてます。
呪い期間が3日に短縮されていますが、伽椰子サイドと対等に戦うためのルールでしょう。
貞子
2019年公開です。
原点回帰です。
20年の節目に「これはやったな」と思いました。もちろんいい意味です。
媒体もYouTubeメインに切り替えています。
Instagramの運用もこの時に始めました。
貞子DX
いきなり使われだした「DX」という単語をうまく使ってます。
そして内容もDXでした。
多くは語れませんが、デジタル化じゃなくてDXです。
YouTubeチャンネルも開設しております。
次作の予想
こうして見るとリリーススパンと世相に乗っかった戦略を徹底しているので、予想できるのではないかと思うのです。
例としていくつか考えてみました。
貞子DX2
DX周りでもう一作いけるかなと思って。
貞子アクセシビリティ
ウェブアクセシビリティ義務化が2024年なので、怨霊も福祉に貢献しないといけない気がします。
貞子3.0
WEB3.0に合わせてくるパターンです。
貞子坂46
坂道シリーズとコラボできるんじゃという発想です。
貞子AI
最近急速にAIが一般化しているので。
まとめ
「貞子マーケティング」で本1冊出せるんじゃないですか。
基本的にふざけてます。たまに真面目になります。ギャップ萌えです。