踊る大捜査線

ログライン

 脱サラして刑事になった青島は湾岸警察署に配属され第二の人生を歩む。しかし大企業体質から抜け出したくて刑事になったはずが、公務員の世界もサラリーマンと対して変わらなかった。

 様々な事件に対峙する中で、所轄と本店との溝や、警察という組織が抱える問題にぶつかっていく。理想と現実の乖離に悩みながらも、青島は自身の正しいと思った方法で事件や被害者と向き合っていく。


コメント

1話完結でありながら、全体的にゆるく軸を立ててラストへつながる大きな流れを作っている。キャラが作り込まれており、各キャラが「こういう性格」というのがわかりやすい。特に室井と和久は秀逸。また、青島と室井の対比がうまくできており、お互いがお互いを立て合っている理想の関係。室井は冷徹な描き方を最初はされているが、青島に感化され協力していく多面的なキャラ作りがされている。

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