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挿絵にチャレンジ〜【ウミネコ文庫】企画

先日、
「ウミネコ文庫に収録される童話の挿絵のご依頼をRさんからいただいたが、noterさん達の素晴らしい絵を拝見して衝撃を受けた」
ということをつぶやきました。

note界には本当に多才な方々がたくさんおられるのだ、ということを、改めて思い知った次第です。

それでもRさんはこんな私に大切な作品の挿絵をまかせてくださいました。
ありがたいことです。

その思いに感謝し、私なりに全力を尽くそう。
私は空を見上げてそう誓いました。

ご依頼をいただいた童話はこちらです。


Rさん、いえRyéさんが、小学2年生の時に書かれた童話とのことです。

繰り返します。
小学2年生
の時に、これを書かれたのです。

すぎょい。神童か。
私が小2の頃なんて、まだミドリムシでしたよ?

そしてRyéさんは、巧みな文章はもちろんですが、とても素敵なイラストも描かれます。
今回の「ウミネコ文庫」企画でも、私がうだうだしている間に2作品分5枚の挿絵を仕上げられました。

こちらの3枚と

こちらの2枚。

どれもポストカードかと思うほどの素敵なイラストです。

これだけの絵師さんでいらっしゃるのに、私が描いてよいのか。ご自分で描かれたほうが作品に合った素晴らしい挿絵になるはずなのに、それでも私に描かせて下さるのか。

あなたは私の、紫のバラのひとなのですか?

わかったわ!
あたし、がんばります!
あなたに喜んでもらえるよう、一生懸命描きます!


私に託された枚数は1枚。
Ryéさんの楽しい童話にはいくつもの印象的なシーンがあります。
そのどれを描いたらよいか事前にお伺いしたところ、それもおまかせ下さるとのこと。
その上で、「コマ割りをしない漫画風に複数の場面を1枚に入れるというのもいいかもしれませんね」と提案して下さいました。
重ね重ね神のような方です。


そうして描いたのが、コチラです。

イイノダロウカコレデ


特に印象に残った最初と最後のシーンを描いてみました。

登場人物は、
主人公のうさぎのピョンタくん
りすのガブリエルくん
さるのロレンツォくん
くまのアンドレアくん
ねずみのジュリアちゃん
です。
(原作にはまだ他にも登場します)
※この名前を見てナニカを連想したあなたは、私たちのお仲間です。


Ryéさんはこの童話を書かれた時、挿絵も描かれていました。
その絵も今回見せていただいたのですが、それがまた小2で描かれた絵とは思えない完成度でした。

私が描いた絵の下半分は、そのうちの1枚の雰囲気を参考にさせていただきました。
近いうちに、Ryéさんがきっと「童話制作裏話」的な記事とともに公開してくださるのではないかと期待しています(ねっ?)。


最初はどうなるかと思いましたが、とてもよい経験となりました。
構図を考え下書きをしてペンでカリカリ描くという作業は、とても楽しいものでした。

あらためて、全ておまかせ下さったRyéさんに感謝申し上げます。

そして、最後になりましたが、このような機会を与えてくださったぼんらじ編集長に厚くお礼申し上げます。

ありがとうございました。


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