生き残りのために異質を巻き込む
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中国語が話せる行政書士の大西祐子です。
外国人雇用管理アドバイザー、日本に住む外国人をサポートすべく、お役に立てる情報を中心に発信しています。
本日は、本の紹介です。
『異質を巻き込む力』 川崎貴聖著 PHP
生き残っていくためには
厳しい時代において、国や企業が新旧の枠を超えて、知恵、人材、ビジネスパートナー等のリリースを広く集め、創造的に活用・統合できる企業が生き残っていく。
生き残っていくために、どうすればいいかが書かれた本です。
異質を巻き込むことで選択肢を増やし、異質を入れることで意思決定の質を高め、サバイバル戦略の精度を上げていく。
異質を巻き込むリーダーの仕事とは
「相」を定義する
「相」を守る
「異」を最大限に活用する
「異」を尊重する文化を作る。
多様性はメリットになります。
異なる文化や環境、考え方の違いに敬愛の念を抱き、「自分にはその考え方はないな」とポジティブな気付きにつなげることができれば、メリットになります。
多様性=お互いに違うことが前提
→視点・経験の豊富さがメリットになります。
これからのグローバル人材とは
自分が何者か
自分の国や文化がどのようなものか
個性をきちんと語れる人材を指します。
文化や国籍の壁を越えて、共感を呼べるような力がある人材です。
つまり、グローバリゼーション的EQが高い。
グローバリゼーション的EQが高いと、日本の常識は数ある常識の一つと考えられます。
何がこの場では常識なのかを考え、
相手の常識を見極めて合わせるか、
逆に譲れない基準も決めます。
「人」として譲れないところもあります。
ただ「常識」に縛られないのでトラブルが回避できます。
極端な例であれば
麻薬が合法な文化があれば、
不法な文化もある。
摩擦が起きないために前提を疑う
無意識の前提があると、コミュニケーションがずれて摩擦(トラブル)が起きます。
これはこの解釈であっているのか?
別の言葉に置き換えてニュアンスを確認する。
具体例を出して理解を高める。
「私の意味が分かりますか?」と確認を行う。
文化背景が違うと、前提も異なってきます。
常に、自分の意図するところがきちんと伝わっているかどうか確認を行うことが重要です。
異文化とかかわる方に対しては、気づきになる一冊です。
中国語やビザについてお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も良い一日をお過ごしください!
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