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私に足りないのは芸術の勉強かもしれない

「芸術を勉強したら感性が失われて作品がつまらなくなる」
…こんな俗説がありますが、私はこれをつい数日前まで本気で信じ込んでいました。

どうも。
日本一もあと一歩って時に、メンタル理由で好きなことが一切出来なくなってうつ病にもなり6年目、26歳チアキです。

今回は、「芸術に勉強は不要論」を信じ込んでいた私が、
たった1日で「芸術勉強しなきゃ!!」という考えに変わってしまったというお話です。

理想像が見えないのは芸術を知らないから?

数日前、こんな記事↓を書きました。

簡単に言いますと、

「日本一になりたい!」と決めた後、
自分はどんな日本一になりたいのかを考えたのですが、全然上手くいかなかったんですね。

この時は
・自分を表現することへの抵抗
・自分はキモいという思い込み

このあたりが原因だと考察しました。

が、しかしです。
この話をすると彼氏にこう言われたのです。

彼氏: 
「それ、芸術勉強したら解決しそう…」

「だって芸術知らない人がどんな作品作りたいとか分かる方が凄くない?」

私「ほ…ほんとだああああ!!!!」


芸術を知らないアーティスト!?

「お前もうアーティスト辞めちまえ!」
と、お叱りを受けてしまいそうですが、

実は私、
芸術をきちんと学んだことがありません

ちょっと言い訳をさせていただきますと、
私のやっていた表現スポーツは、

・歴史のない新しい競技である
・「技術こそすべて」派が優勢
・芸術重視の人物は見下されがち
技術さえあればプロになれてしまう

と言った、もう
「芸術分野だと名乗るのやめろ」
と言われてもおかしくないような業界でした。

プロの同業者でも、私が知る限りですが芸術をきちんと学んでいた人は少数派でした。学生に至ってはほぼ皆無です。

私は「芸術面も大事だろ」派ではあったのですが、「技術が全て」という業界の流れに洗脳されていた部分が多く、

きちんと学問として芸術を学ぶこと結局ありませんでした。


理論は知らない方が良い?

これまた芸術を学んでいる方にブチ切れられそうなお話ですが、

お恥ずかしい話、私は数日前に彼氏に言われるまで、どこかでこう思っていました。

「アートは感じるものだから、理論なんていらない。」

はい、舐めてますね…

明らかに舐めてますけど、私はけっこうこの考えを本気にしてまして、

「芸術を学んでしまったら、良い作品が作れなくなる」

と、根拠も曖昧なまま信じ込んでました。

ついでに言うと、私の周りの同業者もそんな人ばっかりでした。
(今考えたらアレは芸術を学んでない人達の言い訳だったのかもしれません)

そこで調べてみると、

どうやら日本では「アートは感じるものだから勉強はいらない」派が何故か優勢のようです。

世間でもよく耳にしませんか?

「知識をつけた大人より、何も知らない子供の方がアートができる

「理屈ばっかり言ってる批評家にいい作品は作れない」

こんなの聞いたら「勉強はむしろ邪魔なのかな」と思ってしまいますよね。
(アーティスト業界の方はそうは思わないと思います。一般人の話です)

そう。私は完全にこの日本の多数派の考えに染まっていたのです。

アーティストの端くれでありながら、この「アートに勉強は不要論」を信じてしまっていた私は、

「芸術を学びたい」と思うことは何度も何度もあったのに、感性を失う恐怖に負けてしまい、

「芸術を学ぶこと」に対してブレーキをかけまくってきたのです。


芸術を学んでいない私の現実

さて、「本当にアーティストにとって芸術を学ぶことが良いことなのか」私にはまだ答えが出せないのですが、

現状、私は芸術面での問題が山積みです。

・美術作品の良し悪しが全く分からない
アートは不要不急と思っている
・自分の感性を信じられない
自分の作品がキモいと思うし大嫌い
・何を作りたいか分からない

ちょっと思いつくだけでもこんな感じです。
いや酷い!

「お前ほんとにアーティストだったのか…?」
と言いたくなるようなラインナップ。
自分で見ても恐ろしいです。

このリストを書き出すまでは、芸術を学んでも感性が消えないか不安でしたが、

明らかに今の方が大丈夫じゃないですよね。

というかもう感性死んでますよこれ。
理屈でもスキルでも身につけて逆に感性を蘇らせた方が良いじゃないですかこれ…


芸術を学ぶことにします

こちらのブログで拝見しましたが、どうやら世界的に活躍しているアーティストは芸術をしっかり学んでいる方が多数派のようです。

さらに私の場合ですが、どう考えてもすでに感性が死んでいる今、芸術を学んで今以下になる可能性よりも、

芸術を学ぶことで成長する可能性の方が期待できると考える方が妥当ですよね。

もし仮に芸術を学ぶことでマイナスの影響があればすぐに辞めればいいし、

今まで全くやってこなかった分野というのは超巨大な伸びしろだと思うのです。

だから、私はこれから芸術を学んでいこうと思います。

いきなり難しいことをやると挫折してしまう危険があるので、まずはハードルの低いことからチャレンジしてみようと考えています。

翌日、YouTubeで芸術を少し勉強しました↓

まとめ

「芸術に理屈はいらない!」
「芸術を学ぶと感性を失う!」

と、理由もなく盲信していた私ですが、

今回は、彼氏に「いや芸術にも勉強は要るよ」と言われたので、考え直してみました。

考えた結果、

今現在、様々な観点から見ても、すでに私の感性は死んでいたことが発覚しました。

だったら失うものもほぼないし、巨大な伸びしろも期待できるから、少しずつ芸術を学んでみよう!

という風に、1日で私の考えは大きく変わりました。

人の意見って本当に大事ですね。

「やりたいことを邪魔する思い込み」というのは自分で見つけるのは難しいですが、

身近な人に聞いてみると案外スンナリわかって道が開けることもあるかもしれません。


それでは、今日はこの辺で締めくくりたいと思います。

ありがとうございました!

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