見出し画像

LIXIL × AMDlab × 髙木秀太事務所、パブリックトイレの混雑解消を目指したトイレ利用実態の定量的評価における共同研究について | A-SPEC開発ブログ 05


■ シリーズ紹介:A-SPEC開発ブログ
パブリックトイレ空間を自動設計するクラウドサービス「A-SPEC」の開発チームブログ。A-SPECって一体どんな人がつくっているの?、どんなことを考えてつくっているの?など、開発者からのお便りをお届けします。

株式会社LIXIL、株式会社AMDlab、合同会社髙木秀太事務所の3社共同で取り組む、『パブリックトイレの混雑解消を目指したトイレ利用実態の定量的評価における共同研究』についてお知らせいたします。



着目したのは「トイレの混雑」


オフィス、商業施設、公共施設、劇場、学校、駅、公園、店舗、工場など、住宅以外で利用される『パブリックトイレ』は、私たちの日常生活において不可欠な施設でありながら、その設計には多くの課題が存在します。

課題の一つとして上げられるのが、「トイレの混雑」です。

混雑する理由や混雑を避けるための設計、最適なトイレの器具数、ユーザーの行動・動線など、さまざまな情報を分析し、最適なトイレ空間を追求していく必要があります。

2023年春より、わたしたちはこの「トイレの混雑」に着目した共同研究を開始し、4つの分科会体制で継続的な活動を行っております。


1. 事例調査分科会

パブリックトイレの利用に関する事例・提案プラン考察や、定性・定量データ解析

2. 幾何学分科会

パブリックトイレの利用に関する定性・定量データ解析を行い、幾何学的観点から考察

3. センサー分科会

実際の事象をセンサーで確認・評価する手法確立

4. シミュレーション分科会

他分科会の調査結果を基に仮説を立て、シミュレーションでその効果を検証・考察


この共同研究の調査による結果を、いずれ、A-SPECの自動設計の「精度向上」や「設計機能の拡充」に昇華させ、より良いパブリックトイレ空間のご提案に繋げてまいりたいと思い、この度ご報告させていただく運びとなりました。

詳細は、LIXIL Newsroomに掲載のニュースリリースをご覧ください。

■ 2024/9/12(金) 発行
LIXIL × AMDlab × 髙木秀太事務所、パブリックトイレの混雑解消を目指したトイレ利用実態の定量的評価における共同研究について



A-SPEC開発ブログ・他の記事を読む