【学年主任アスパラガスtの学年通信】2024/6/28(金) 日常のレベルを上げる
おはようございます。公立中学校社会科教師のアスパラガスtです。
ここでは、私が働いている中学校で毎朝発行しているオンライン通信「Colorful日記」の内容を共有しています。
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<2024年6月28日(金)>
【Colorful日記 vol.53】
おはようございます。
6月28日(金)。
朝から雨が強く降っていますね。
登校時は気をつけましょう。
さあ、今日は期末テスト最終日。
最後まであきらめず頑張りましょう!
さて、今日は
いつも通りの力を出せている人は、
いつも通り+αを
日常の中で感じている
というお話を。
というのも、
いつも通りを出すことって
意外と難しい
ですよね。
例えば、テストの時
落ち着いてみると解けていた問題が、
当日は焦りすぎてできなかった
とか
例えば、吹奏楽の演奏会の時
いつもは吹けている部分を間違ってしまって
焦ってしまい、その後も間違えまくってしまった
とか
例えば、テニスの試合の時
いつもは打てていたサーブが
一回ミスって、次から全く入らなくなってしまった
とか
絶対こういう経験ありますよね。
こういう時にいつも思うんです。
いつもだったら出来ているのに
なんで本番出来ないんだろう…
って。
でも、この事象自体を落ち着いて考えてみると、
自分だけでなく、他の人も同じ状況なんです。
同じ状況なんだけど、
力を発揮できた人
発揮できなかった人
に明確に分かれてしまうんですよね。
不器用なアスパラガスtもいつも本番で結果を出せないタイプなので、
何で僕は本番できなくて、
あの子はいつも本番に強いんだろう
って中学生くらいからずーっと感じていました。
でも、最近その答えが出まして…
本番にいつも通りの力を出せている人は
日常のいつも通りが僕よりレベルが高いんです。
これ、客観的に取り組んでいる姿だけ見ると、
一見全く同じように見えるんです。
どっちもミスらずに問題が解けていたり、
練習できていたりしますので。
例えば、
テスト勉強をする時の
1問1問の意識が違います。
1問1問緊張感をもって解いています。
同じ正解でも、
この問題のこの部分を間違わないように意識している正解と
何も考えずに何となくあってしまった正解
では全然違います。
例えば、
吹奏楽の練習時に
その1日の練習、その1時間の練習の意識が違います。
自分がミスしやすいところ、
間違えやすい難しい箇所に
しっかりと目を向けて練習する場合と、
なんとなくやっていて、なんとなく出来ている練習とでは、
これまた全然違います。
でも、外から見ていると一見同じなんですよね。
何が言いたいかというと、
一見同じようにしているように見えても、
本番でいつも通りの力を出せる人は
いつも通り+αを
日常の中で感じている
んですね。
常に+αが伴っているわけですから、
日常が他の人よりもレベルの高いものになっているわけです。
そう考えると、
本番でいつも通りの力が出せていることは
当たり前のように納得できます。
最近のアスパラガスtの意識は
日常で120%の力を
本番では80%の緩さで
本番を頑張るのではなく、
日常をめちゃめちゃ頑張るようにています。
日常の意識のレベルを上げる
それが、結果を出す方法だと思うし、
人生が充実していく手段なのではないかな
と感じる今日この頃ですね。
何かの参考になれば。
では、今日も充実した1日を。
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