プールでの顔付けとゴーグル
体育・運動あそびの指導をしています。
幼稚園や保育所での運動あそびではプールの時間もあります。
私は元水泳部だったので陸上より水中の方が自由に動けるような気もします(笑)
救助員資格も取得しました。なので、世間では上手な方だと思います。
小さい時からスイミングスクールに通っていたので、水を怖かった頃の記憶はありません。
出来てしまうので初心者の気持ちがわからない。
そんな記事も以前にしました。
元水泳部ですが溺れました
プール監視員をしている時に、救助法のトレーニングがありました。
溺者役(溺れた役)は自分より体格のいい人。
練習場所は波の出るプールの一般利用者が入らない波の大きなエリア。
波を思いっきり被って、自分がどこを向いているか判らなくなりました。
冷静だったので、数秒静かにしていたら浮上して助かりました。
他者からしたら普通に浮き上がってきたと思われるでしょうが、お客さんが同じ状況になっていたら救助に向かっていたと思います。
プールの最初の壁は水への顔付け
幼稚園・保育所だけでなく、水泳教室でも指導をしていました。初心者の最初の難関は水に顔をつける事。
水が顔に掛かっても手で拭うなって指導をする人がいます。言いたい事はわかります。クロールで息継ぎの度に手で水を拭う事なんてしません。
水中で目を開けていないと顔付けと認めないって人もいます。安全の為で、水中に落下した時の安全確保の為と言っていました。これも言いたい事はわかります。
でも・・・。
泳げる人でも、泳ぎ終えた時に顔の水を手で拭います。目を開けて泳いだら顔を上げても水で見えません。
本当に初心者の段階で、目を開ける必要があるのか?と思います。
水泳部だった自分は水中で目を開ける事、ほぼありません。開けようと思っても開けられません。
ゴーグルは重要なアイテム
ゴーグルを着ける事で顔付けが出来る子が沢山います。口や鼻でなく目に水が掛かるのが嫌なのではないでしょうか。
それならゴーグルを着用して、顔を水に付けたり潜ったり出来るなら、ゴーグルを着ける方が良いと考えています。どうせゴーグル着用しても、ズレて水が入ってしまいますしね。
顔付け出来ない子に私のゴーグルを貸した事があります。一瞬だけ顔付けができました。
翌週には買ってもらったゴーグルを着用して自慢げに顔付けを見せてくれました。ゴーグルを買ってもらってお風呂で使ってたら顔を付けられるようになったと言っていました。
気付けばゴーグルするのを忘れて潜っていました(笑)
ゴーグルがあれば出来る‼︎
もう、指導者不要です(泣)
もしかして面倒だから?
水泳初心者の子どもはゴーグルの着用が大変です。大人の手助けが必要です。
もしかして、それが面倒だから水泳初心者はゴーグルなし??
って考えてしまうのは性格悪いですかね
正直、何人もいると時間も掛かるし面倒です。
手が滑ってバチンとプラチック部分が子どもの顔に当たったり、髪の毛に引っかかって痛い思いをさせてしまう時もありました。
でも、その手間を掛ける事で子ども達の上達が進むのであれば充分に元は取れると思います。
水泳は始めたての子どもにはゴーグルって上手な人やお兄ちゃんお姉ちゃんが持っているイメージで憧れみたいなのがあるのではないでしょうか。
水泳といっても色々
最初に書いたように私は水泳部でした。競泳です。なので水泳イコール競泳です。
でも、水泳にも色々あります。
アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)の方々は大会ではゴーグルしていません。練習ではゴーグル着用していますが。
水球もゴーグル着用していません。
私は痛いとか怖いとかは嫌いだし、他の人にも押し付ける事はしません。まぁ、痛いとか怖いが好きな人もいるでしょうが・・・。
プールは水質管理の事もあり塩素を使っているし、ゴーグル着用したいと思ったら着用させてあげたいと思っています。
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