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スポーツ初心者の対象理解方法

初心者や子どものフォームの理解

初心者の頃を覚えていますか?

スポーツ指導者に限らずですが、誰かに何かをアドバイスする時は対象理解ってよく言われます。色々な捉え方が出来てしまいますが、初心者の対象理解の一部分だと思ってください。

指導する側の方はそれなりの技術があるので、その種目の指導者になっている場合が多いかと思います。幼い時からその種目を続けていて選手になって指導者になってって方も多いでしょう。そんな指導者の皆さん、その種目を始めた頃の事を覚えていますか?
先生という立場だから教えているって方もいるかと思います。
専門種目を指導されている方、最近新しい事を習い始めた事はありますか?
まぁ、仕事で指導をしている場合は新しく習い事を始めるのは色々と難しいでしょう。



本当の初心者になりましょう

自分の経験のない事の習い事オススメです。それは、初心者になれるからです。もう、出来の悪い生徒になってみましょう(笑)
時間確保や受講料の工面などそれなりの負担はあります。でもそんな工面をしてあなたの指導を受けに来てくれている人がいるんですよね。
何か習い事を始めてみるのは指導方法の幅も広がり素晴らしい事だと思います。違う種目であっても共通点が見つけられます。
それと、初心者の気分を味わえます。生徒・学生・選手などの受講する側の気分をリアルに味わえます。

あれこれ発見も多いですよ!!


お手軽に初心者になって対象理解が出来る方法

  1. 初心者のフォームを真似してみましょう
    きっとそのフォームになる何かしらの理由やメリットに見当がつきます。

  2. 利き手でない方の手(足)でプレーしてみましょう。
    ぎくしゃくします。そのフォームを生徒・受講生に見せましょう。恥ずかしいですか?その自分のフォームにアドバイスをしてみましょう。

  3. 生徒や受講生と同じ環境になってみましょう。
    指導者は受講生や生徒より良い道具を使ってませんか?

注意・補足しておきます。
1の初心者のフォームの真似を指導中に行う場合は真似される対象の方への配慮を充分に行ってください。馬鹿にされらと思われる場合もあります。信じてもらえない場合もあります。レッスン(授業)前後や生徒・受講者がいない時に試してみてください。

2の利き手でない方でプレーは生徒・受講生の前で行うと笑われるかもしれませんので、自主練習での方が良いかもしれません。ぎこちない自分に笑ってしまします。身体も頭もフル回転、ここで失敗して諦めたら生徒や受講生にかっこ悪いです。大きな問題点として何度か行うと確実に上達してしまいす(笑)。その上達を見てもらうのもアリでしょう。

3の同じ環境になってみるは1の真似に似ています。学校体育では生徒は指定のシューズや道具の場合が多いかと思います。レンタルの道具の場合もあります。その道具を使った事ありますか?特性を知っていますか?ずるいって言われるような道具を指導者は使って見本を行っていませんか?


指導者の皆さん、なぜ初心者はそのフォームなのかを考えてみてください。体験してみてください。初心者のフォームにはそれなりの理由があります。
「えっ、そんな理由で?」って事が多くあります。その理由に寄り添ってみてみませんか?


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