【タイ穴🔹その5】不思議なオーラを放つバミー屋はナチュラルエイジング⭐️⭐️⭐️⭐️
ここ数年バンコクでは内装にわざとエイジング塗装したりして、レトロっぽい雰囲気のお店が人気だったりしますね。そんなオシャレ系のお店より普通にすすけたようなお店に惹かれちゃう人がこれを書いてます。
ラプラオソイ101を歩いてたら、かなり年季が入っていそうなバミー屋発見。別にネットで有名なお店じゃないしGoogle Mapsに載ってはいても看板以外の画像が出てないレベル。
こんな小汚いお店でなのに、前を通り過ぎることができず吸い込まれるように入ってしまうオーラがあったんですヨ。
先客もいないしもちろんフードデリバリーのバイクの一台も止まってません。美味しいとか美味しくないとかなんの期待もしないで入ってしまいました。
店内に入ると同時にバミーナームをオーダー。テーブルについて何気なく卓上の調味料を眺めてますが、別になんの変哲もない普通のタイ食堂の風景ですネ。
ただしどんなバミーが出てくるのか内心ややドキドキしてました。こんな気分になれるのも事前情報のない安食堂に飛び込んだ時の醍醐味のひとつです。
着丼したバミーを見ると、けっこうまともそうな風体。期待が低かっただけに嬉しい驚きでした。透明なスープも良さげな感じ。もしかして好みのタイプかも。
バミーを一口啜って〝やるじゃないか〟と井之頭五郎のようなセリフが脳裏をよぎりました。ムーデーン(叉焼)もジューシーと言っては言い過ぎですが、満足できるレベル。
わざわざスクムヴイット界隈から行くほどなにか特別な特徴があるわけではないですが、不思議なオーラを放つお店でした。
穴場度:⭐️⭐️⭐️⭐️
バミーナーム 40バーツ(139円くらい)
お店データ
ราชาบะหมี่
281/7 ซอย ลาดพร้าว 101 Lat Phrao Rd, Khlong Chaokhunsing, Wang Thonglang, Bangkok 10310
【タイ穴】とは、「タイ飯の穴場」の略です。路地裏とか、市場の片隅など街の隠れた場所にひっそりと佇む渋めのちょいと入りにくそうな屋台や食堂のことです。
実際にお店に入って料理を食べてみてそのお店のレポートをしてます。料理の味だけじゃなく、全体の雰囲気が渋めのお店を中心にピックアップしていきます。
よく言えば「郷愁の街角タイ飯」コレクションですが、観光客の方にはおススメできないところがほとんどです。
⭐️の数は①ロケーションの行き難さ、②お店の雰囲気をメインに評価してます。美味しいとかとは別の角度から見た⭐️の数です。
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