新規就農ブログ

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ゼロからの新規就農、農業のあれこれ ▼YouTube▼ https://youtube.com/channel/UCmT309F095iLTgmhxeQhOeA ▼Instagram▼ https://www.instagram.com/asogacchanfarm

最近の記事

農家は考え方次第

「デンジャラスホワイトアウト」 10年に1度の寒波だそうですね、熊本県阿蘇地方では明日の朝の最低気温がマイナス10度、寒いです。 今朝もブロッコリーの限界気温(0度くらい?)を軽く下回っていて、葉っぱだけでなくて、実も焼けています、ただ、うちでは脇からどんどん実がでてくる品種(収穫が面倒ですが)を植えていますので、これをカットブロッコリーとして販売しています、カットブロッコリーは、市場などではあまり扱われませんが、直売所ではよく売れます。 農家にとって面倒臭いことが、一

    • 試行錯誤

      「チャレンジイズライフ」 長さ2m直径10mmの鉄筋を、180度に曲げる加工を手作業で行いました。 手作業といっても、専用の道具(ニューカットベンダーCB13)(@mcccorporation)を使って行います。 この道具は90度135度180度の曲げ加工が簡単にかつ正確にできるため、重宝しています。 ちなみにこの180度に曲げた鉄筋を何に使うのかと言うと(興味ない方が大半であろうかと思いますが説明させてください) ビニールハウスのビニールが上に飛ばされないよう固定

      • 雪は適度に降ってほしい

        阿蘇でも雪が降り始めました、明後日24日にかけて九州地方でも大雪に注意が必要だそうです。 ビニールハウスには全て保険をかけているので、 万が一倒壊しても、ある程度本体部分の補償はされますが、 修繕作業や撤去作業は自分で行わないといけないため、 被害がないに越したことはありません。 豪雪に対して弱いハウスも数棟ありますので、 あまり降り続く時には、雪下ろしをすることもあります。 九州生まれの自分にとって雪は、そこまでなじみがないため、未だに雪を見ると幻想的な気持ち

        • スタッドレスタイヤ

          こちら阿蘇は、12月から2月の期間に雪が積もりやすく、 4輪駆動車又はスタッドレスタイヤが必須になりますが、 本当に雪に覆われるのはそのわずか数日間という、 スタッドレスタイヤを活かせる日が極端に少ない地域になります。 しかも、スタッドレスタイヤは経年劣化などでの硬化や、その他の要因によって、あまり使っていなくても3年ほどで、その(スタッドレス)機能の寿命がくるらしく、 1年に3ヶ月4ヶ月しか履かないタイヤを、3年で買い替えるべきか、毎度とても悩んでおります。 積

        農家は考え方次第

          冬野菜でもキツい寒さ

          今朝の最低気温はマイナス4度、そして明日の予報もマイナス4度、来週にはマイナス8度予報も出ています、こちら極寒の九州、阿蘇は、寒すぎます、なので朝玄関から外に出る時には気合いが要ります。 冬野菜のブロッコリーと、芽キャベツはあまりの寒さにべた〜っと株全体が潰れています、昼前には立ち上がってきますが、ブロッコリーは蕾(収穫する部分)が焼けたり、芽キャベツも葉先が焼けたりと、今後の寒さによる作物への影響は必須になりそうですね。 ビニールハウス内で多少外よりも暖かいとはいえ、こ

          冬野菜でもキツい寒さ

          熊本県森林インストラクターのお手伝い

          知り合いからのお誘いで、 熊本県森林インストラクターの森林保全活動に参加してきました。 仕事内容は、草刈りです、 場所は 南阿蘇ビジターセンター にある阿蘇野草園。 普通の草刈りと違って、 森林をつくって保全するという事が目的なので、 変わった草などを見つけたら、 刈らずに敢えて残したりしている様子が印象的でした。 作業のあとは、 隣接する休暇村南阿蘇の温泉にも、特別に入らせていただきました、ありがとうございました^_^

          熊本県森林インストラクターのお手伝い

          土づくりとは

          阿蘇の今朝の気温はマイナス3度くらい、さむーーーい! 夏秋無加温ミニトマト栽培の、寒さの限界気温がきたため、約9ヶ月間の栽培もひと晩で終わりを迎えました。 ミニトマトとの別れを惜しむ間も無く、ミニトマトの片付け作業を始めます、 マルチと灌水チューブは使うためそのまま残し、 支柱から切り離して、通路に集めたトマトを、 最後にハンマーナイフモア(友人からの借用)で粉砕していくと、 あっという間に、ミニトマトの有機マルチ(通路)の完成です。 もちろん完全に分解すると、

          土づくりとは

          農業で失敗しないためには

          農業をやる上で意識しておいた方が良いことは「上手くいったこと」には再現性がなく「失敗」には再現性がある、ということです。 どういうことかと言うと、「上手くいったこと」には複数の要素が合わさって起きた事が多く、天候もそうですし、だいたい土の中は土壌条件が全く同じである事の方が少ないため、「上手くいったこと」を再現するためには、農業者として総合的な能力が必要となります、豊富な農業経験と知識が必要になります、つまり上級者向けということです。 一方で、「失敗」の場合、「無理をして

          農業で失敗しないためには

          ヤギの飼育方法

          除草のために、と5年前にやぎを飼い始めたのですが、 この5年間で少しだけヤギ(雄)の生の生態がわかってきたので、説明をします。 その1 除草能力 食べる草と食べない草があるため、定期的に気になる草や茎などは手で刈らなければいけない。 どうやら葉っぱのない草類や茎、セイタカアワダチソウ(上の葉が届かないから?)などは食べないようです。 逆にいえばそれ以外の葉はたべるし、毎日歩き回るので、草の抑制効果自体はあります、 1頭あたり2a(200㎡)程度の除草能力と言いま

          ヤギの飼育方法

          ミニトマトの出荷ピーク

          今年は昨年より2週間程遅らせてトマトを植えたので、それなりにのんびりお仕事していたのですが、、 急にドッとくる収穫期。 計画通りではあるのですが、急にくるから人間はついていくのに必死です。 昨日まで余裕だったのに。 お昼寝もできていたのに。 パートさんにも入って頂いて必死に収穫して選別して箱詰めして直売用の袋詰めして発送して、、とバタバタした昨日でした。夜爆睡です。健康的です。 バタバタはするのですが「美味しかったよ」「喜んでいたよ」と言って頂けるとやっぱり嬉しくて、

          ミニトマトの出荷ピーク

          ミニトマト出荷開始

          今シーズンのミニトマトと中玉トマトの収穫がいよいよ始まりました。 先週末に九州地方でも大雨が降ったかと思えば、 いつの間にか梅雨も明けたとかで、こちら阿蘇でも連日猛暑日となっております。 おかげでトマトの成長はどんどん早く進みますが、人間はひたすら熱中症に注意をしながら作業を進めております。 当然あちらこちらで雑草の生育も進みますが、 トマトの仕事がひと段落したら、 次は草を刈る作業が待っています。 この草刈り作業は農業の最も非生産的な部分ですが、 夏の草はあ

          ミニトマト出荷開始

          直売イベント

          大阿蘇ファミリーマーケットという、 久しぶりのイベント販売会、農家仲間と自前の野菜を販売してきました。 実は前日の夜まで雨がやまずに、JAから仕入れたアスパラ100束どうしよう、もし大量に余ったらめちゃめちゃ人に配ってまわらないかん!などと、そわそわしていましたが、 結果当日は曇りからの晴れの良い天気で、会場はお客さんで賑わい、野菜もほぼ完売しました。

          直売イベント

          桃の木

          昨年畑に植えた桃の木。 無事に生き残り、たくさん蕾をつけていました。 かわいい〜〜〜! 自家消費用に植えた桃と蜜柑とさくらんぼの木ですが、さくらんぼは日のあたりが悪過ぎたのか枯らしてしまいました。 ごめんさくらんぼ。 果樹って難しいですね。 しかしこんな放ったらかし栽培でも無事成長してくれた桃と蜜柑の木。 ぜひ頑張って成長して実をつけてほしいです。そしていただきたいです。

          春の嵐

          春の嵐が、日本列島を通過、各地で色々な被害が出ております。 うちの農場では主に、露地のマルチがはがれるなどの被害がありました、こちらは張り直す必要があります。 大きな被害というほどではなかったものの、散乱した木の枝や、飛ばされた資材の片付けなどの作業が出まして、地味に対応しております。 自然は様々な恵みも与えてくれますが、同時に被害も与えますね。 最後まで読んでいただきありがとうございます。

          結球野菜(芽キャベツ)のとう立ち

          3月初旬の暖かさで、去年暮れに植えていた芽キャベツに花が咲きました、写真では花は落としていますので見えませんが。 この現象は「とう立ち」と呼びます、農家にとっては「とう立ち=失敗」です。 なぜ「とう立ち」が失敗なのかというと、 葉物野菜(ほうれん草や小松菜など)の場合、 花が咲いてしまっては売り物になりませんし、 結球野菜(キャベツや白菜など)の場合には、 結球せずにとう立ちすると、これも売り物にならないからです。 ちなみに、果実や種や花自体を収穫する作物の場合

          結球野菜(芽キャベツ)のとう立ち

          田舎の問題点とは何なのか、そして田舎を変えるためには何が必要なのか

          日本の少子高齢化はどんどん進んでいくので、日本の人口はどんどん減っていっている。特に地方ではそれが顕著だ。それに歯止めをかけるには単純に2つの方法がある。方法のひとつは物理的に現地の出生率を増やす事、方法のふたつめは移住者を増やす事、この2つしかない。 しかし現実的には日本という国が移民の受け入れを移民という形以外に間接的にでも進めない限りは、日本の人口は必ず減少する。なのでたとえば各地方がどれだけの努力や施策をしようとも、地方の人口もやはり減っていく。 ここで田舎での問題点

          田舎の問題点とは何なのか、そして田舎を変えるためには何が必要なのか