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農業で失敗しないためには

農業をやる上で意識しておいた方が良いことは「上手くいったこと」には再現性がなく「失敗」には再現性がある、ということです。

どういうことかと言うと、「上手くいったこと」には複数の要素が合わさって起きた事が多く、天候もそうですし、だいたい土の中は土壌条件が全く同じである事の方が少ないため、「上手くいったこと」を再現するためには、農業者として総合的な能力が必要となります、豊富な農業経験と知識が必要になります、つまり上級者向けということです。

一方で、「失敗」の場合、「無理をして機械を使った」「忙しかったので手間を省いた」「時間のある時に事前にやっておかなかった」などなど、地味ですがわかりやすい理由が多いです。

なので、同じ「失敗」を2度やらないよう気をつけるだけで、農業技術は勝手に蓄積されていきます。

ただし、致命的な失敗を続けてしまうと、一気に経営が厳しくなる事もあるため、できるだけ小さな失敗を数多く経験する事が、理想ですね。

仮に理想的な農業のスタートがどのようなものかと考えるなら、良き師匠(先達)のもとで最初はしっかり技術と経営を学び、そのあとに、致命的にならないような小さなチャレンジをひたすら繰り返す事が、一番安全に農業経営を安定させる方法かと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます^_^

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