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心の声を発信してみて良かった事、伝えたい事。

先日書いた自身の鬱についてのnote、書いて良かったなと感じています。

色々な方からDMで「ホッとした」「勇気をもらえた」といった声をいただきました。自分の為に書いたnoteなのに、それが読んでいただいた方にとってプラスになった事がとても嬉しかったです。

鬱は、男性なら10人に1人、女性なら5人に1人は生涯の中で経験するとも言われています。DMやTwiitter・FBのコメントを拝見していて、ふとそのことを思い出しました。わざわざ言わないだけで、周囲には同じように(または同等以上に)苦しんでいる人(苦しんでいた人)はたくさんいるのだなと。

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同じ境遇の人の記事を読んで勇気付けられたり、一時的に鼓舞される事は良いと思います。ただ、「鬱かもしれないな」と思う人は心療内科に行き、専門家に話を聞いてもらってください。カウンセラーが常駐されている病院もあります。


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「自分も頑張ろう!」と思っていただけるのは嬉しいです。ただ、【頑張れなくなる】のが鬱です。側から見れば鬱の中で事業を(どうにかこうにか)運営している僕の姿が、ある種のカンフル剤のように働くのかなと感じたのですが、まずは自分自身の状況を客観も含めて理解を深めてください。

その為には、身近な人に相談して、カウンセリングを受けたり、場合によっては治療を受けることが大切です。

個人的には同居しているパートナーや両親がいるなら、一緒に行く事もオススメです。例えば、鬱と診断された中の1割程度は、双極性障害という別の病だったと後から判明することがあります。これは自身では気付かないことも多く、周りの人からの洞察がキーになる場合があるそうです。(この二つの症状は、お薬も全く違います)

未だに奇妙な偏見で、【心を病む人が通う病院=ヤバイ病院】みたいな考えの人がおられるのですが、行ってみてください。普通〜〜〜〜の病院です(笑)癒そうという意図の感じる間接照明はあったりしますが、それくらいいいでしょう。

病院は定期的に(不定期かもしれない)通うことになるかもしれないので、合う所を探すのも一つですね。(これはドクターショッピングにならない程度に...まぁまぁなところがあればいいんじゃないですかね。理想を探すと恐らくキリが無いので。)


僕の場合は、鬱の出具合によっては、遠いと怠くて行かなくなるという懸念がバリバリあるので、自身の最悪のコンディションを想定して近所にしています。

病院で診察を受ける際には、最悪のコンディションの時の状態も伝えた方が良いと思います。大体、「診療受けに行くか!」という気分の時って【割と良い状態】だと思うんですよね。で、その状態の事をお医者さんに話すと「そんなに大した事ないよ」という判断で終わってしまいます。そりゃそうですよね。

どういう周期でどんな状態になるのか。社会生活は送れているのか。日記とまでは行かなくても、自身のバイオリズム【気分・睡眠・食欲・便の状態など】をメモすると自分の波への理解が深まります。僕は気分が落ちるあたりで、食べ物の趣向が変わる事に最近気づくことが出来ました。


この波の大きさや深さは本当に人それぞれだと思います。となると、鬱というカテゴリはとてもとても広いものですよね。僕と貴方の鬱は全く違う、なんて事はきっとよくある事なのでしょう。

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「自分は鬱なんだ。」ということを僕は受け入れるようにしています。否定したところで治らないですから。これは僕は弱い事だと思っていません。

自分は鬱なんだ。だから、病院にも行くし、休むときは休む。認める事は降伏ではなく、長年の宿敵と対峙する覚悟です。


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