親として、いま知っておきたい「これからの家族のお金の話」

父子家庭で育ったAsMama広報担当の「私」は、決して可哀想でも不幸でもなかったけれど。たった1つだけ、学ばないまま大人になり、困ってしまったことがあります。

それは、お金のこと。いわゆるマネーリテラシーです。

↑の記事でタコさんウィンナー弁当をつくってくれた兄は、浪人し予備校に通ったのち県外の私立大学に進学。それを見て「結構お金かかっただろうな、ウチに余裕はないかもしれないな」と感じていた高校生の私は、学校で配られた進学資料の中に「奨学金」の文字を見つけました。幸いにも成績が良く、無利子の第一種奨学金というものが借りられるらしい。

男手ひとつで育てあげてくれた父に少しでも負担をかけずに済む、そんな想いで「奨学金」を借りて、地元の国立大に進学することを決意した私。17歳か18歳の私は「借りたものは返す」という現実を無知により全く知らずに「社会人になったあと奨学金をどう返金するか」ノープランで奨学金という名の借金を200万円ほど背負ってしまったのです。

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超ざっくり書くと、月4万×12カ月×4年間=192万円の借入れ。卒業後は現実的に月1万円ずつ返済することに。16年に及ぶローン返済です。しかし、新社会人にとって、月1万円の返済がどれだけ負担か。毎月毎月、外食や化粧品を我慢して返済に充てました。こんな生活がいつまで続くのか。20代、30代はずっと続くのです。

もし結婚することになったら?借金を抱えた嫁になる?
未来の旦那様ももし奨学金を借りていたら?それが私立でもっと額が大きかったら?

想像して心底ゾッとしました。20代ではじめて「お金」の現実と向き合って、本当に借りないといけないお金だったのか、奨学金を借りるときに良く考えておくべきだった、と後悔したのです。

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今は、日本でも正しいマネーリテラシーを身につける、という教育が始まりつつあります。
でも、子を育てる親の責務として、家族でお金と真剣に向き合ってほしいと思うのです。

子どもたちの将来は絶対に守りたい。金銭的理由を背景に、子どもの将来の選択肢が減ることは絶対に避けたい。自分の老後資金も心配です。正しいお金の知識を私も持ちたいし、子どもにも伝えたい。私のような失敗を家族にはさせない。

そう思った私は『金持ち父さん 貧乏父さん』という本を読み、学び、今は自分に合った貯め方、資産運用をしています。子どもたちも、お小遣いの運用や寄付の体験を通して、それぞれの年齢で「お金」と向き合っています。

それでも、老後資金やこれからかかる教育費を考えると、不安やモヤモヤが尽きないのです。

私のお金のやりくりは正解?
無駄な出費はない?もっと効率の良い貯め方はない?
子どもの未来、家族の未来は大丈夫?

とはいえ。
平日は育児と仕事と家事で目一杯手一杯。
休日は家事や子どもと向き合うので精一杯。
自分のことやお金のこと、手間がかかることや長期にわたる問題はついつい後回しになりがちです。

だけど、それはきっと「私」だけじゃない。同じようなママやパパがいるのではないでしょうか。

教育費はどう貯める?児童手当はどうする?
住宅ローンの頭金は?繰り上げ返済は?
保険は結局どこの何がいいの?貯蓄?投資?iDecoにNISA?ジュニアNISA?
もう、ハテナがいっぱい!

子を持ち、親になり、家族を守りたい、と思っているすべての方に。
正しいマネーリテラシーは、背中を押してくれるはず。

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そんな想いとリンクして、AsMamaで「かぞくのみらい応援プロジェクト」が立ち上がりました。

「子育てシェア」のAsMamaだからこそできる人と人のつながりを。
そして、ママ・パパには超トップレベルのFPから学びのシェアを。
キッズには学びと遊びをとおした成長機会のシェアを。

全国3都市圏(関東・関西・九州)で開催、のべ200組以上のご家族に参加いただいています。

次回は4月21日(水)福岡市にて開催、5月は関東・関西の方向けにオンライン(Zoom)開催、いずれも参加は無料です。

●お金の話は難しいイメージがあったのですが、とても分かりやすくて頭に入ってきやすかったです
●お金の運用は興味がありながらもなかなか始めるのが難しい分野だったので、家族の課題として今後話し合ってみたいと思いました
●必要な情報が盛りだくさんで、何度もお聞きしたい内容でした
●資産形成に対しての危機感、意識が高まりました
普段聞けないお金の話を詳しく丁寧な解説で聞くことができ、とても勉強になりました

参加いただいた方たちの声を聞き「正しく知る」ことの大切さが身に沁みます。知らなければ選ぶこともできません。誰も教えてくれない「お金の貯め方」。だからこそ、一緒に考える機会やキッカケになればうれしい。

AsMamaは、これからも子育て世帯を中心とした地域住民の学び・交流の場づくりを通じて、地域の人と人、人と企業、まちをつなげていきます。



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