2021.07.31 BCリーグ公式戦 in金沢市民野球場
久々の観戦記となりましたね…。
仕事やら情勢やら諸々の事情が重なって、当初予定していた5月6月の遠征をキャンセルし、ようやくこの日に行くことができました。
石川ミリオンスターズ(以下、石川)対富山GRNサンダーバーズ(以下、富山)の試合となります。
お察しの通り、とてつもなく暑かったです!! 日焼け止めが貫通するくらいの暑さ!!
試合前に通り雨もあったので、現地はかなり蒸しました…。
金沢市民野球場
石川ミリオンスターズのホーム球場。
金沢市民野球場に関しては4月遠征時にある程度紹介しましたので、そちらを参照願います。
今回の試合は行政の対応に従い「ローカルルール」が適用されました。
いわゆる「時短営業」のために、プロモーションイベントやヒーローインタビューを行わず、決められた時間内で試合を終わらせていく、というルールです。それに伴い試合開始時間も1時間早まりました。
詳しくは下のリンク参照。
試合前写真
前述しましたが試合前は通り雨もあった為、グラウンドにはシートが張られておりました。それを選手たちが撤去していたのですが、そんなときに撮れたあるシーン。
左から、近藤俊太郎選手(背番号18)、河野祐喜也選手(背番号24)、藤田剛輝選手(背番号13)。
畳んだシートを誰と誰が片付けるか、というジャンケンが開催され、その記念すべき1人目に選ばれた(ジャンケンに負けた)のが、近藤選手でした!
負けた瞬間「う゛あ゛ぁぁぁぁッ!!」って叫び声が(冗談抜きで)球場中に響きましたね…。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|近藤俊太郎
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|河野祐喜也
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|藤田剛輝
試合写真
5月末に茨城アストロプラネッツより移籍し、打線の主軸を担っている宮本貴章選手(背番号33)。この日はノーヒットと快音は鳴らず。
ですがこの存在感は現地で観てこそ実感できるものだなと感じましたね。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|宮本貴章
なぜか石川相手に打ちまくると(私の中で)評判の門屋龍征選手(背番号0)。
この日はヒット1本のみではありましたが、石川戦では彼の打席は注目せざるを得ないかと思います…。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|門屋龍征
今季の石川のフォトジェニック枠は水野貴士選手(背番号6)だと私は思っています。本当にどこを切り取っても映えます…!
ここ最近は打率も上がらず苦しい場面が見られていますが、復活を心待ちにしております。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|水野貴士
この日は2盗塁と快速を飛ばしまくった中村勇気選手(背番号7)。
この砂塵を見ればいかに彼が躍動したかが分かるかと思います。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|中村勇気
川﨑俊哲選手(背番号5)のバッティンググローブに注目。
「Mike 61」と書いてあります。そうです、元石川であり、元千葉ロッテマリーンズの三家和真さんのものなのです。
独立リーグあるあるですが、使わなくなった野球道具はいくつか独立リーグのチームに寄贈されます。おそらくその中のひとつなのかもしれませんが、石川に関係するものはちょっとグッとくるものがありますね…!
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|川﨑俊哲
7月3日に入団し、16日に選手契約された中川広大選手(背番号37)。この日も4打数2安打1打点としっかりと結果を残しており、今後もぜひスタメンで出てほしい選手ですね。
石川県出身、地元選手ということで注目度も高いかと思います。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|中川広大
石川の先発の青山凌太朗選手(背番号16)はこの日の試合まで白星に恵まれていませんでした。好投した試合もありましたので、どうか報われてほしいと思っておりましたが、ようやく初勝利!
本当におめでとうございます!
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|青山凌太朗
富山の先発はカム・ウーター選手(背番号18)。
シーズン序盤は中継ぎで投げておりましたが、最近は先発起用が増えてきました。長いイニングを任せられるのは選択肢の幅があるので、頼もしい存在かと思います。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|ウーター
ここ最近はリリーフエースとして活躍している金子尚生選手(背番号20)。この日も2番手Pとして投げました。
打者2人目まではフルカウントにまでもつれこんだものの持ち前の強心臓で乗り切り無失点ピッチング。本当に頼もしくなりました!
個人的には先発で見たいところなのですが…!
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|金子尚生
富山打線の中軸を担う石田宝輝選手(背番号44)。
この日はノーヒットではありましたが、このバット投げのカッコ良さはぜひとも伝えていきたい。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|石田宝輝
今季途中から守護神として投げ続けている石川文哉選手(背番号11)。
彼も今季をラストと公言しております。今まで以上にマウンドでの気合が伝わりますね。
【選手情報リンク】
選手情報(ルートインBCリーグ公式)|石川文哉
試合結果
富山 010 000 000 = 1
石川 000 110 010 = 3
バッテリー
富山 (負)ウーター 、ヒース - 古本幸希
菅谷潤哉 - 坂本竜三郎
石川 (勝)青山凌太朗、金子尚生、藤田剛輝、石川文哉 - 植幸輔
試合時間 2時間56分
参考:一球速報.com
首位の滋賀に近づけられる位置にいる為、絶対に負けられない闘いが続いている西地区の後半戦。
今回はローカルルールも適用され、下手にもつれ込めば9回に行かぬうちに試合が終わってしまうことを考えれば、早いうちに点を稼がねばならない状況…。
まぁ、20時までに試合が終われば良いんやろってくらい今回はサクサクと試合が運ばれましたけど。笑
ここで私が注目しているのが最近リリーフエースとして登板を重ねている金子尚生選手です。
昨季のルーキーイヤーは先発や中継ぎなど様々な位置で登板はしていたものの、思うような結果は出せませんでした。しかし今季はフォームも安定し、しっかりと腕が振れているので、安心して見ることができました!
元々のスタミナはある方だと思いますので、先発で見てみたい気もしますが、今リリーフ陣から彼が抜けてしまうとかなりの痛手という。贅沢な悩みである…。笑
厳しい情勢下での試合開催
石川県も現在厳しい情勢となり、ホームゲームは原則時短開催を余儀なくされております。
今回の試合も午前中は大学野球が行われ、それが終わったのが14時半くらい。そこから16時の開門までに全ての準備を整えないとならない、そして20時には試合を終わらせすぐに片付け…チームとしては相当な労力を使わざるを得なくなっているのです。
現地を見て思ったのがやはりマンパワーが足りていないということ。
元々のスタッフも少ないけど、手伝ってくれる選手も限られるし、ボランティアスタッフと思われる方も多くはなかったです。以前は学生さんのボランティアも結構いらっしゃいましたが、やはりこの情勢の影響なのでしょうね…。
そんな中で上記のような時短開催のために動いていることを考えると、有観客で開催されているのは本当にありがたいなと改めて思いますね。
手伝えるなら私たちファンも何かしらの支えに…とは思いますが、できることとしたら「ローカルルールを遵守する」しかないかなと思います。
リーグも残り1ヶ月ほど。ホームゲームは残り10試合ほどしかありませんが、しっかりとルールを守って、スタッフの負担にならないようにしていきたいですね。
ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ
「君はサポートしてみてもいいし、しなくてもいい」※サポートのお礼メッセージはすべてネタとなっております