aslia

再びIngressに戻ってきました。エッセイストを目指します!

aslia

再びIngressに戻ってきました。エッセイストを目指します!

マガジン

  • 大久野島のうさぎたちです

  • 猫あれこれ

    2014年猫カフェに行きました。愛らしい猫たちをご紹介。

最近の記事

みんながGを殺したがる

みんながGを殺したがる はえ叩きを手に取る。 「アチョー」おたけびを立てる。  キック&ダッシュ、キャプテン翼のように走る。  相手はちょろちょろ、駆け回る。  茶色くテラテラ光りつつ危機を回避する。  ふたつの触覚が、右往左往する。  小さな黒い瞳が、涙を浮かべているように見える。  わたしの殺意を知っているからだ。  相手に恨みがあるわけではない。  借金をさせられたとか、肉親を殺されたとか、そういうことを彼らがしたわけではない。  あるいは宗教的テロ活動をしたとか

    • 足の裏がガンだった話

         ことのはじまり  平成一六年(二〇〇四年)五月、紹介状をもらって中電病院へ行った。中電とは、中国電力のことである。中国と行ってもお隣の中国ではなく、山陰山陽をさすれっきとした日本の一地方の電力会社なので、中国でもないのに中国電力と名づける。かわいげのないネーミングである。動物の名前にした方が親しみやすいと思う。黒ネコとかゾウとか鳩のマークとか(引っ越しかいっ)  おっと、脇道に逸れている場合ではない。ここには病気の検査に来たのである。わたしは自動ドアの開閉する玄関

      • 『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム09

        はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その9は、以下の抽出から。心が震える体験って、なかなかありません。日常のなかで感動を見つけるのはほんとうに大変。 自分で出来る体験は限られています。となったら、読書するのが中心になってしまいます。本には、たくさんの経験や考え方が載っているからです。おカネを払うのがもったいないと思ったら、ネットで日記を検索するのもアリだと思う。 ほかの人のブログを読んだり、市販されているエッセイ集を図書

        • 『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム08

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その8は、以下の抽出から。原稿用紙に書いたときに、漢字やひらがな・カタカナの配置を考えるといいらしいです。それ以前に、わたしは字が汚いから、見た目の美しさは追求できないかも……TT 4週間で正しく美しく書けるという、「くせ字を直すペン字練習帳」を古本で買ってやってはみたけど、3日で飽きました(こら)。 この本に書いてあることは、だいたい、小学4年生の時にすでにまなんでいたことですからね

        みんながGを殺したがる

        マガジン

        • 大久野島のうさぎたちです
          1本
        • 猫あれこれ
          1本

        記事

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム07

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その7は、以下の抽出から。昨日の「たとえが連想ゲームのようにスラスラ出てくる」という話の続きです。 テレビバラエティ『プレバト!』では、梅沢富美男の俳句が、非常にすぐれた、たとえや描写をします。 先日は、「光のインクで描いた街」という表現をしていました。 こういうセンスは天性のものなので、わたしのようにセンスの無いものは、ひとつひとつ覚えていくしかないかな、なんて思っております。 そこ

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム07

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム06

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その6は、以下の抽出から。スラスラ出て来たら、苦労はしませんよね。 そこで、わたしもいろいろ、たとえを考えるコツを 別な本で探してみました。 芝山大輔の『おもろい話し方』には、たとえてツッコむやり方が紹介されています。以下は要約と抽出。 硬すぎるフランスパンは、「これ、冷凍庫から出したてのあずきバーみたいに硬い。まるで石みたいです」   分厚いフレンチトーストに、「辞書みたい。大きくて

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム06

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連05

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その5は、以下の抽出から。要するに、五感を研ぎ澄ますと言うことですね。 ご存じかどうかはわかりませんが、毎週木曜7時から、『プレバト!!』ってバラエティをやってます。その中の俳句コーナーが、とても勉強になります。楽しくて笑えるし、オススメします。 夕食の食レポは難しいですが、日記はちょーオススメです。ネットにはテンプレートが用意されているので、10年日記、3年日記、週間日記、どれでもお好

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連05

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム04

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その4は、以下の抽出から。日本には、四季があるので、身の回りの変化は季節ごとに書けそうです。毎日はむりでしょうが、なにか気になることがあったら、メモ書きでもしてみると良いかもしれません。 出来事に、感情や憶測を加えると、物語風になります。 たとえば、昨日は29の日だったので、ステーキ屋で食事してきたんですが、そこはビュッフェ形式でサラダや飲み物がオプションでついています。その際、10歳前

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム04

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム03

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その3は、以下の抽出から。 毎日200字以上書くというのは、一見すると簡単に思えます。しかし、日常に興味がそそられないときには、思った以上に難しい課題となります。 私が日々行なっているのは、毎朝、中国新聞の『天風録』の一部を書き写し、その要約と自分の感想をまとめて文章にするという習慣です。この習慣を始めてから半年が経ちました。 要約と感想は、はてなブログにアップロードして公開していま

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連コラム03

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連02

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。その2は、以下の抽出から。 本を読むだけで上記の全てが手に入る、とはやみねかおるは書いてあるんですが、わたしはこの40年間、5,000冊以上、読書してきたけど、それほど能力がUPした実感が湧いてきません。 人間性が豊かになったなんて、だれが評価するんでしょうねえ。 他人の目を気にしていたら、人間性なんて養われないと思うけど。 でも、知識は増えますね、確実に。 テレビや動画だと難しい理屈で

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連02

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連01

          はやみねかおるの『めんどくさがり屋のための文章教室』についてのコラムです。シリーズです。 その1は、以下の抽出から。 「まずは単純に考えて、書ける答えを見つけよう」  たぶん、この人の言いたいのは、 「目標をあまり高く設定せず、ちょっと上を目指してそれに到達していく」ってことじゃないでしょうか。 現時点より、ちょっとしんどいかなっていうレベルを、毎日クリアしていく。 「ここでいいや」と80点を目指すんではなく、120点ぐらいをめざすと、文章が書けるようになれるのかもしれな

          『めんどくさがり屋のための文章教室』関連01

          グラジオラス

          土手には、赤い花が一列に並んで咲いています。グラジオラスという名前の美しい植物です。 誰かがここに植えてくれたそれは、土手全体を華やかに彩っています。それらの花々は、一見すると単なる野生の花ですが、実際には、誰かがこの場所を特別なものにするために慎重に選んで植えたものです。 草ボウボウとなっていた土手が、これらの花々のおかげで、まるで花壇のように見え、その眺めはとても美しい。グラジオラスの花が咲くと、土手は一変し、燃えるような景色に変わります。 グラジオラスは、その鮮やか

          グラジオラス

          日本の神道を布教する

          ユダヤ教、イスラム教、キリスト教には教典があります。 へたに教典があるから、解釈を巡る対立があるのだとして、キリスト教に疑問を持った最近のオランダの人が、哲学を専攻。 そのうち、日本へフィールドワークしにきて、神道に触れました。 「これは平和の宗教だ!」 感じ入った彼は、神社本庁に神官になりたいと訴えます。 そして、免許をもらい、実際に日本に定住しようとするんですが、神社本庁は言いました。 「オランダに帰って神道を布教してほしい」 かくしてオランダ人、帰国して神社

          日本の神道を布教する

          Z市の影 - 人食い細菌の恐怖

          Z市の静かな町で、突如として奇妙な事件が起こり始めた。人々が一人また一人と謎の病に倒れ、その肉体はまるで何かに食べられるように溶けていく。医師たちはこの病を「人食い細菌」と名付けたが、その原因は全く分かりませんでした。 ある夜、地元の大学で微生物学を研究する若き研究者・晴彦は、古い文献の中に、戦時中に開発されたとされる未知の細菌に関する記録を見つける。それは、戦争の悲劇を永遠に記憶させるために作られたという、禁断の生物兵器だった。 晴彦は、この細菌が何らかの方法で現代に蘇

          Z市の影 - 人食い細菌の恐怖

          「忘れもの」~原爆とスマホゲーム 

           きっかけは、スマホゲームだった。  それは、二〇一四年秋から関わっている全世界のスタンプラリーである。各地域にテーマ付きのルートとチェックポイントが存在し、訪れた場所の情報と、異なるデザインのルート完了スタンプが提供される。  広島ルートには原爆慰霊碑のチェックポイントがとにかく多い。公園の隅に小さな石碑があったり、壮大な石碑が立っていたりする。驚くべきことに、慰霊碑は、爆心地から約五キロメートルも離れた地域にまで点在していた。  ユーザーには楽しみと驚きが待っている。たと

          「忘れもの」~原爆とスマホゲーム 

          専業主婦と新聞コラム

          朝は姑が作ってくれるので、朝食まで爆睡。 それから朝食の、片付けはわたしの仕事。 家の掃除をちゃっちゃっと済ませ、洗濯は義母におまかせ。 その後、おもむろに開くのは朝刊です。 コラムの書き写し 毎朝、地方新聞(中国新聞)のコラムを広告の裏に書き写しています。 字が汚いので、パソコンに投入するまで、確認用の原文は取っておく。 午後2時までにその要約と感想をはてなブログに投稿します。 原文をUPしないのは、著作権上の問題からです。 要約ならだいじょうぶかなと。 noteではなく

          専業主婦と新聞コラム