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足がもたらすカラダの変化

足が変わると今まで気が付かなかったカラダの変化を足のバランス改善希望の方とその人のアドバイザー的存在の方々の協力で変化の経過を追記していきます

足元が変わるとどのようにカラダが変わるのだろうか?
痛みは楽になるの?
足の形は良くなるの?
などなど様々な疑問をお持ちのことと思います
ここでは改善を進めてゆくうちに変わってきた小さな変化を聞き記録追記します

興味が湧きましたらぜひ改善にご自分の時間を少し割いてみてください
北欧のリハビリテーションセンターでは足元を整えることによりカラダをより良い状態に維持してゆくフットセラピー、インソール療法と呼ばれる改善治療方法があります
まずはカラダの不具合の元になるカラダのバランスの崩れから改善んしてみませんか


足が変わる喜びを教えていただきました

足元がどんなに体に変化を及ぼすか実際に体験された方から聞かせて頂きました

協力者 1(足元改善希望者):東京在住87歳女性
協力者 2  足を知っているウォーキングアドバイザー
協力者 3  ストレッチインストラクター
皆さんの協力により経過状況が整理できました
皆さん協力ありがとうございます

足もとを整えたいと思ったきっかけ


足元が安定せず病院では色々調べてくれるがどこもスッキリする回答はなく
日々のトレーニングを指導してくれるだけなので協力者2に相談した
足元を整えると立易くなると思い
試されますかと言われ、アスケルに同行紹介いただいた

初診の状態


足元が不安定でふらつく


足がピタっと床に着いている感覚がなく体全体が揺れてる感じがする
そのせいかソファーに座っていて立ち上がる時は何かに捕まらないと心配なので周りを見渡して捕まれるところを探し掴まって力を絞りながらゆっくり立ち上がる
病院では原因も不明で解決策なし

歩く時は捕まれるところがないと不安で杖を探す

筋肉が硬くなって足がスムーズに動かない


足元を整えて立ち易くするために足の裏と踵関節の周辺筋肉と後脛骨筋や長趾屈筋に柔軟性を少しずつ取り戻していった(これには暫く時間がかかるが毎回少しづつ戻していかないと歩きが変わらない)

柔軟性が戻り始めると動きが変わった


緊張して硬くなってしまっている筋肉を和らげるには始めの2分は声が出るくらいに痛み(筋肉を押される痛みがあるが次第に痛みも緩くなりスゥーと消えてゆく)

筋肉の緊張がゆるむと足元が安定する


柔軟性が戻り始めるとつま先がボゥわっと暖かくなり足が軽くなったように感じる
その状態で立ってみると足の裏が床にピタぁっとくっついた感じになりカラダが楽に動かせるようになった

足がピッタと床に着くとカラダが安定


足元が床にピタリと着いた感じがするとこれまで感じていたゆらゆらと揺れるので体に力を入れてなければ安定しないので揺れる感じがしていたが、それは無くなった

驚きの出来事


来店時立ち上がる際に周りを見渡し捕まれるところ見つけてそれを頼りに立ち上がっていたが、足が安定すると椅子に座った状態からすくっと立ち上がった

一緒にいたみんなが驚いた「ちょっとちょっと今、何も持たないで立ちましよ」
こんんなもんだなぁ安定すると無意識で立ち上がれるんだ

足元が安定するとカラダも捻りやすくなった


足元が安定して床にピッタリ張り付いたように安定すると体は力まずに自由に動かしやすくなる

初回はここまでで10日後にまたバランスを整えることで家では特にトレーニングも制約もなく普通通りの生活をする

検診2回目 靴が重く感じるようになった

2024年5月10日 検診に来店 初回来店の後、膝が曲がりやすくなり歩くのも少し楽になったが靴が多く感じるようになった

家で靴の重荷を測ってみたが重さ自体は変わっていなかった
まぜか、今までになく靴が重く感じられるようになっている
10日間の話をおおよそ伺うと、カラダが動かしやすくなったのか色々作業をしたり外出をしたようでこれまでよりたくさん活動をしているようだった

中でも膝が少し曲がるようになったと感想をいただいた
膝が曲がるようになると活動量が増え体を支える足の筋肉も使い膝裏から腰にかけての筋肉も自然に使われ足の筋肉に疲労による疲れが出てきたと思える

前回よりほんの少し筋肉が柔らかく変わりはじめているようで脚の筋肉が柔楽なってきている

検診3回目 趾が少し開いてきていた

2024年5月31日 検診3回目 足元のバランスを整えるだけ(検診と呼んでる)

2024年5月10日
2024年5月31日

趾の圧迫が少しだが緩み始めてきていたようだ
趾が開き始めると足裏のバランス維持の力がまし、より楽に立てるようになる
自分では前に比べて立った時の安定感が良くなった気がする程度にしか変化は感じないようだが、体を支える時の安定感がずいぶん良くなっている

写真ではわかりにくいが母趾が第二趾を圧迫する力が緩くなって見える
外反母趾の人の多くが悩む母趾が第二趾を外に押しやる力が緩み足の外観のバランスが良くなったように見える

これにより足裏から膝の裏に繋がる筋肉の緊張が少しゆるみ脚が軽くなってくる

膝裏が伸びてる

仰向けに横になった時に膝裏が伸びているのを自分で感じるようになった報告をいただいた
「あああぁ、なんか良くなってきているんだなぁと自分で感じる」と報告

『これっていいですねぇ変わってきているのが自分で感じられるのは素晴らしいです』

腰が伸ばしやすくなった

これまで靴下を履くのは大変だったが、こんな感じで楽に履けるようになりました

こんなに楽に腰も背中も動くようになりました

少しづつ変わって来るカラダ、痛みがあったところも次第に忘れてしまうが、足のバランスを整えてから色々なものが変わってきている
自然に治ってきているところは良くなったことすら気がつかない

やはり諦めないで無理せず毎日ほんのちょっとの時間でもストレッチを続けることが重要だと思うようになってきた


検診4回目 ポスチャーチェック(立ち姿をチェック)

2024年6月14日 検診ではポスチャーチェックを試みました

2024年5月10日

1ヶ月前はこのように立つのも足もとに力が入り懸命に立っているように見える
特にカラダはバランスをとるようにつま先にしっかり力が入り前傾している
踵が上手く使えていないので全身が疲れる

2024年6月14日


足元のバランスが良くなると姿勢がこんなに変わりました
容易に想像できると思いますが体全体が快適になり日々の疲れの度合いが緩くなってきています

今日は付き添ってくださったウォーキングインストラクターに動画を撮りながら歩く状態をチェックしていただきました
歩幅も広くなり速度も速くなっていました
体全体の揺れが随分小さくなり87歳の歳を感じさせません


でも膝から下がまだ少し重く感じる

2024年5月10日の報告で靴が重く感じるようになったとの報告
これまでよりカラダを使いやすくなっているのも原因と話の中で原因の一つを見つけましたが、まだ足元の血行がよくなっていないために脚がむくんでむくみからくる疲れもあるなぁとも話になりましたが
今日改めてむくみの簡易チェックを行った

脚の異なった場所のリンパの流れが部分ごとに変わっていました
やはり専門家の話通り血流の悪いところはリンパの流れは遅い
リンパの流れを良くするには血流を良くしないとならない
脚の筋肉に柔軟性が取り戻されると血管を圧迫する力が緩みリンパの流れが良くなる

2024年6月14日 指で3秒間ゆっくり圧迫してみた


2024年6月14日 押さえて3秒後に圧迫を解放しても10秒くらい元に戻らなかった

足首近くの筋肉はまだ少し硬いせいか血流(リンパの流れが悪いようだ)

一方、膝近くは筋肉も随分柔軟性が出始めているようで、むくみが少なくなっている

2024年6月14日 3秒ほどゆっくり圧迫



2024年6月14日 3秒圧着後圧迫解放

このようにゆっくり状態を見てみると自分でも気がつくことが沢山あるようで
脚が重く感じるのはむくみの性のようだったと納得され最近は重く感じることもあるがつらくはなくなったと言われ、この調子で行けばまだ良くなりますねぇ
と改善継続意欲満々でした
とは言うものも簡単んなストレッチを1回1分程度無理なくやるだけで良いのでたいそうな事するわけではない続けと思う気持ちで十分だろう

よかったです、良くなってきていることが自分で感じ納得できれば毎日明日が楽しみです

外反母趾の趾に変化


上述「趾が開いてきた」を参照ください
5月10日の趾の写真が下の6月14日の写真と比較すると趾の力が抜けてきて趾を強く圧迫するような動きでななくなっているように見える


2024年6月14日 趾の圧迫が弱くなっている

5月10日頃はもうこのまま趾が隣の趾に乗っかってしまうのかぁと思っていたが今日見てみると趾に間が少し見えるようになって光が射してきているように見えます
趾も少しづつ動くようになりましたとの説明もあり

最近は趾が動かせるようになってきた
まだまだゆっくり変わってゆきます明日が楽しみな87歳


検診5回目 ポスチャーと浮腫のチェック行う

検診は7月1日で今回は気になっていた浮腫と足元のバランスと姿勢の変化を主にチェック

浮腫は下肢の膝と足首の間に赤いペンで印をしつけ場所を確認しチェックを行った


浮腫の状態は前回の検診の時より浮腫が出る部位が狭く足首側に下がって来ていた
浮腫のあるあたりは指で押さえた時の圧痛を感じられ、浮腫が軽くなっていたりでなぃところは痛くない
浮腫は検診の時に行うフットセラピーは効果があるようだ

フットセラピーにより下肢の血流が改善され足が軽くなる
足が軽くなると足運びも軽快になり歩き易くなる

もう片方の脚は具合は良く浮腫の状態が軽度で浮腫の状態が長く続かない程度まで改善されている


こうして足もとが軽く感じられるようになると姿勢も自然によくなる

姿勢もゆったり立てるようになりカラダの安定感が伝わってくる
当方から最寄り駅までお送りしたが歩きも安定して歩行スピードも安定して速くなっていた
素晴らしい変化です


次回検診は現在調整中



補足説明:足元のバランス等足が及ぼすカラダの変化に関しての基本情報は1939年
Oh Doctor, My feet (Dudley J. Morton 著)とFinsole Care Sysytem 足のバランス調整とインソール作成技術指導書を基にしています

足のガイドブック
理論と技術指導書(Finsole OyとPT会共著)
その他学会誌の切り抜き書籍と参考文献など参照
次回追記からは上記の書籍情報はスペース削減のため削除します


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