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自立=自由だよね

由香、パリからお帰りなさい!
由香のインスタ、ずっと見てたよ。本当に素敵な場所がいっぱいで、その中に佇んでる由香もとても素敵だった。

知らない土地に行くってやっぱり面白いよね。
私もそんなに気軽に旅に行けるタイプではないんだけど、誰かから誘ってもらった旅でも、やっぱり行くとすごく「来てよかった!」という気持ちになる。
その場所のにおいを感じたり、雑踏の中での音を聞いたり……インスタやYoutubeで見られる風景だけじゃなくて、やっぱり五感を通して得られるものってあるよね。

由香の今年のテーマは「自立」なんだね。
私、自立できてるかな。たぶんできていないところも多いな…。

もともと私はすごく自立したいと思って生きてきた人間で、高校生くらいから「早く家を出てひとり暮らししたいな」と思っていたし、
大学生になってわりとすぐに、仕送り以外に自分で自由になるお金が欲しいなと思ってバイトを始めたりした。

なんでかというと、うちの両親、特に母が口やかましいところがある人だから、私は親から自由になって、自分でいろいろ決断したり、好きなものを買ったりしたかったの。

それで大学院を卒業して普通に就職したし、そのお金で自分の生活は賄ってきたし、まあ世間一般でいう自立した生活はしていたはず。

そう思っていた私だけど、夫のシンガポール駐在に帯同している今、金銭面では夫に負っている部分が大きくなって、
最近は、「あれ、私、自立して自由でいたい人間なのに、おかしいな」と思うことがある。

別に家事や育児が嫌なわけではないんだけど、誰かに経済的に依存しているというのは、やっぱりどこか自由でない気がして……。

だから、私にとっては自立=自由なんだよね。
自由を手にするために、自立するっていう感じかな。

なので、やっぱりきちんとお金を稼いで生きていきたいなと思っている今日この頃です。

それと、経済的自立だけじゃなくて、思考・価値観の自立の問題もあるよね。由香が言っているみたいに。
由香がこれまで価値観が縛られていたという話をしてくれたけど、私も本当に同じ。

私の場合も、「親がどう思うか」とか「世間がどう思うか」とか、そういうものに縛られて、行動を制約してきていたけど、でもそれって結局、本当は誰にダメと言われたわけでもないから、自分が自分を縛っているんだとわかったの。

最近だったらたとえば、母親としての自分に対する価値観とかね。
「子どものために、毎日きちんと栄養満点のご飯を手作りすべき」とか。
私は自分の母にそうしてもらっていて、それを当たり前だと思っていたし、それができない母親は良くないと、なんとなく思っていた。

でも別に、忙しい日には、栄養バランスを考えながら買ってきたお惣菜を出してもいいんじゃないかな、とか。

これはひとつの例だけど、どうしても自分の価値観って両親、特に母に由来する部分が多いから、私はやっぱりまだ自立しきれていない部分が多いのかも。

でも、自分が日々もがく中で気づきがあって、少しずつ私は私ならではの価値観を会得していくのかな。

あ、あとシンガポールに来て、やっぱり日本社会の常識みたいなところから少し遠のいていることで、新たな自分の価値観を確立できるような気もしてるよ。




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