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女子の“カスタマイズしたい欲”、さく裂中
日本では10連休がスタートしたね。
こちらに来て、日本のテレビを観ていないから全然イメージがわからないけれど、改元ってどんなムードなのかな。
由香が前回書いてくれた、ある百貨店の婦人服フロアで半数以上のお客さんがパーソナルスタイリストをつけているという話、すごく驚いたと同時に、新しい時代を感じたよ。
もちろん、私たちが個々に好きなものを選び取る力を身に着けるというのは大前提で。
私も、自分でお気に入りを見つけたり、自分にしっくり来るブランドを見つけたり、着こなしを考えたりするのは、本当に大好き。
誰かに正解を押し付けられるのには反発しちゃうし、自分がどうしたいかを考える作業が面白いよね。
それは、当然服に関することじゃなくても。
そのうえで……
パーソナルスタイリストを依頼するっていう感覚がこんなに浸透してきているんだなっていうことが、私にはとても新鮮で、新しい可能性があるんじゃないかなと思ったの。
これまでは、雑誌がそういう役目を果たしてきたんだよね。
「今、こんな服を選ぶと素敵ですよ」っていうのを提示することを。
でも、それは雑誌ごとに何万人、何十万人に向けたアンサーだから、自分に一番合う雑誌を買っても、「私個人」とぴったりフィットしない部分もたくさんあるわけじゃない?
パーソナルスタイリストさんに依頼した場合、もちろんその人のセンスが自分としっくり来るっていうのがまず第一条件だけど、
私個人の趣味や感覚、体格、顔、ライフスタイル……そういったものを全部ひっくるめた「私」だけにぴったりくるものを一緒に選びに行けるんだよね。
そういうサービスの可能性ってすごい今っぽいな~と思った。
今、サービスがどんどんマスから個人へ向けたものになってきているのかな。
そして、女の子たちが、「自分をきれいに見せる」ということに、以前にもまして貪欲になっているような気がしている。
インスタに、自分の素敵な世界をたくさん載せたいっていうのにも、つながることなのかもね。
由香も私も、ウエディング関連の雑誌やWebの仕事もしてきたけど、結婚式への意識っていうのも、ここ10年くらいですごく変わってきているなと思わない?
今までよりも、個々の花嫁さんたちの「カスタマイズしたい欲」「素敵な結婚式を自分でプロデュースしたい欲」が溢れてきていて、
そして、それが実現可能なサービスがどんどん出てきているよね。あと、前撮りや後撮りまで含めて、ウエディングフォトのクオリティをすごく追及する花嫁さんも多いみたい。
カスタマイズするためのサービスって面白いと思うし、それを追求する女子の気持ちも止まらないよね(笑)
もちろん過剰になりすぎて、そこまでするの!?ということも多いかもしれないけど。
雑誌という、マスに届くものを目指してきた作り手としては、逆にオーダーメイド的なものにシフトチェンジするのも面白そう……と思っちゃう。
もちろん、手はかかるけど、誰かのパーソナルなマガジンみたいなものを作ってみるとかね。
って、書いてきて、由香がお題に出してくれた「やりたいこと、好きなこと、夢的なこと」を書こうと思ったんだけど、あまりにも長くなりそうだったから、今回はここまでにする(笑)
次回は趣向を変えて、由香が毎日機嫌よく過ごすためのコツ10で書いていたみたいに、10個ランダムに挙げてみたいと思ってます。
よかったら、由香のも教えて!!
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