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38歳で、私がシニアビジネスを始めた理由(裏事情)

2020年、noteの初投稿です。

先にお読みいただけると嬉しいです。

高齢者施設でのボランティがきっかけで、高齢者に特化したフットケアを始める決心をしました。

ボランティアで目の当たりにした、高齢者の足事情の深刻さ、未熟なフットケアに感動して涙をしてくれたモデルの方。毎回、感謝してくれた施設のスタッフ。

やりがいを感じ、ここに私の仕事がある!私を待ってる人がたくさんいるはず!

そう思い込んだことから始まりました。

不器用でした

スクール時代、盛大に不器用。覚えも悪く、本当に苦労して技術を習得しました。

練習の時も仕上がりが悪い!とダメ出しの嵐だったスクール生の頃。

無事にスクールを修了しても、仕上がりの美しさにもこだわらなくてはならないサロンワークはどうも・・・と、踏ん切れない気持ち。

当時の漠然とした目標は、トラブルに注目をして、改善を目指す方向をメインとしたフットケアをしたい思っていました。

夢は医療機関でのフットケアでした、

当時の私の考えです。

フットケアのサロンワークも、足のトラブル解決の手段のひとつに間違いないです。今は、医療と連携をしているフットケアサロンも増えています。

そんな不器用さもあり、私にできるフットケアはないだろうか?と探していたところに、「高齢者フットケア」の道が現れたのです。

稼げなければ続かない

先日の投稿「しっかりお稼ぎなさい」 で、思い出しました。

そうなんです。もうひとつの切実な裏事情。

ぶっちゃけ、「高齢者フットケア」なら稼げると思ったからです。

母ひとり、息子ふたり。稼げなければ生きていけません。

フットケアサロンに勤めて時給で働いても、頭は決まってしまいます。

会社員も辞めちゃったし、何とか収入を確保しなければなりませんでした。

「高齢者フットケア」12年前はほぼ、周りの参入はありませんでした。ブルーオーシャンだと思えたのです。

高齢者を対象にしたフットケアサービス、誰もやってないのなら私が始めよう!そう決心したのでした。

山あり谷あり、そんなに甘くない

確かにブルーオーシャン。他の参入はなかったものの、「フットケア」が、そもそも知られてなかった(汗)

高齢者にとって足のケアが大切なことへの理解もなければ、足の爪切りにお金を出すの?といった具合。

そうだよね。私だって勉強するまで「フットケア」なんて言葉さえ知らなかったもん。

それでも、これで食ってくと覚悟を決めて、やれることはやりました。

試行錯誤の連続と、友達の応援、奇跡的な出逢いに助けられてここまでやっときました。

決断に間違いなかったと思う

正直、稼げてるのか?と言われれば厳しい状況。苦労も悩みも多い。

仕事のことを考えている時間は、会社員の時とは比にはならないくらい多い。 

不安も多い。

会社員だったら毎月、決まったお給料がもらえてボーナスもあった。

有給もあったし、それなりの福利厚生もあった。

辞めてみて気がつく。恵まれていたことを。

それでも、今の仕事を始めたことに後悔はある?と自分に問いかけてみたら、考える間も無く「後悔なし」といえる。

仕事に、喜び、やりがいを感じること。お客様と心のつながりを感じること。

信頼できる仲間に出逢えたこと。

会社員の時にはなかったことが、いっぱい手に入った、

それはとても、ありがたいこと。

退職、高齢者フットケアはじめたのは38歳

シングル子持ち。40歳目前。

それでも、あの時に思い切って決断をしてよかった。

「人生いつからでも始められる」とはいうけれど、やっぱり決断は早いに越したことない。

続けることも、結果を出すことも、始めなければ何もない。

人生の大きな決断は何度かしてきたけれど思えば、思いとどまることを決めたことはない。

性格が大きく関係していると思うけど、いつも迷ったときは始めること、行動することを決めてきた。

その結果、山あり谷ありだったけれど「天職」と思える仕事を見つけられた。

10年続けたらベテラン!?

どうして、ここまでやってこれたのか?と聞かれたら、「辞めなかったから」

始めることを決心するまで、時間もエネルギーも必要だけど、始めたら継続するのはさらにエネルギーが必要。

辞めようと思わなかったのは、きっと好きだから。

大好きな仕事を見つけられたから。

ちょうど12年の春、13年目が始まった。




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