高齢者を足から笑顔に@中西薫
お客様とのエピソードなどをご紹介しています。
会社設立6年目。初めての大きなピンチ!個人事業主からコツコツ、増えたお客様は3月には半分。4月は8割源。このままだと5月は・・・強制自粛生活の過ごし方とか、思うこととか、ほぼ普通に日記
高齢者フットケアのについての知識や経験談などをまとめています。別マガ人の、「フットケアだより」はA4に内容をまとめてダウンロードできるようにしています。こちらも合わせてご活用ください。
「高齢者フットケア」はじめて2020年で12年目に入りました。あっという間でしたが10年ひと区切りと考えると、はじめたい方へ向けて発信しても大丈夫かな?と思えるようになりました。技術は素晴らしいスクールがたくさんあり、ワタシの出るまくではないことを自覚しています。でも、技術以外にも継続に大切な要素ってたくさんあるのです。
2007年に習得したフットケアの技術。当時、会社員だったワタシが「高齢者フットケア訪問サービス」を始めるまで。2014年に法人にして今年で6年。子供2人と私の3人家族。2010年に会社を退職してから、今日までの山あり谷ありの10年を振り返るストーリー。
2010年12月から、地道に作成しているA4用紙1枚にまとめた、フットケアだよりも2020年3月で112号になりました。10年前、「フットケア」という言葉さえ知られていない時代。「高齢者フットケア」をどう知ってもらおう?と考え、お取引先を中心に配布することにしました。現在も継続中。 ペーパーレスの時代にあえて「紙」以前、お取引先のデイサービスの管理者に、家族に配布したいとのお申し出があり喜びました。それなりに毎月、時間をかけて作っているものが、一人でも多くの目に止まることは
ただいま、オンライン動画セミナーの作成中です。 できあがれば、全国どこからでも「高齢者フットケアの始め方」の技術以外のことを学ぶことができます。 色んな文献や書籍、厚労省のホームページを調べまくっておりますが、とても興味深いデータを見つけました。 65歳以上の不慮の事故の死因 グラフを見てわかるように、交通事故は減少傾向です。 これは某自動車メーカーの営業マンも言っていました。 ニュースで取り上げられることが多い高齢者の交通事故ですが、減少しているのが事実です。
資料を作成していて資料を探しまくっております。そこで!興味深いデータを発見!65歳以上の「転倒・転落・墜落」による死亡はH29年から横ばい。対して交通事故での死亡は減少傾向。その差、R2だと転倒・転落・墜落事故の死者は交通事故の4倍!引用:厚生労働省「人口動態調査」H26ーR2
父が施設に入居したきっかけは足の壊疽で入院したことでした。 重度の糖尿病に加えて、アルコール依存症。 靴ずれの傷が治るまでに何ヶ月もかかることもあり、繰り返していました。 そして、いよいよ確認をしきれずに重症になったことが施設入居の理由です。 足の腐ったニオイ・・・ 独居の父が風邪を引いたと連絡があり、食事を届けていました。 数日後に、足に絆創膏を貼ってくれと頼まれて確認すると、ただ事ではない状態の足がありました。 足の色も腫れも、尋常ではありません。 すぐに救
ただいオンラインセミナーの準備をしています。目玉は「高齢者フットケアにおけるグレーゾーン解消制度の活用法」そのほかに、「フットケアで注意すべき疾患」など、高齢者フットケアのガイドブックのようなテキストを作成中!
お客様との出会い 8年間にわたってフットケアを担当していたお客様が、今月ご逝去されました。 お別れが近いことは覚悟していましたが、やはり寂しさが残ります。 お客様との出会いは8年前、ご入居の施設との訪問フットケアのご契約が決まり初めてのお客様でした。 お孫さんの感動から月に2回のケアへ 当初、施術は月に1回のペースでしたが、お孫さんが面会に来られた際に「こんなに綺麗になるなんて」とフットケアに感動してくださり、それ以来月に2回の施術をご希望されました。ネイルケアだけでな
介護施設では、フットケアの注目が広がっています。 介護施設でのフットケアの導入は、入居者の健康維持や生活の質向上に大きな効果があります。 ここでは、施設にフットケアを導入するメリットをわかりやすくご紹介します。 1. 転倒リスクの軽減 高齢者にとって、転倒は大きな健康リスクの一つです。 転倒でその後の人生が大きく変化してしまう方もいます。 特に足の爪が長すぎたり、厚く変形していると、歩行が不安定になりやすく、転倒の原因となります。 フットケアでは、定期的な爪のケアや足裏の
1. 喜ばしいキャンセルの理由 キャンセルの連絡を受けた際、最初は残念な気持ちがよぎりましたが、実際には非常に喜ばしい理由がありました。 それは、お客様がデイサービスを利用することになり、ケアスタッフが足のケアを担当してくれるということでした。 今まで介護サービスに消極的だった男性のお客様が、ついにデイサービスの利用を決心されました。 2. デイサービスでの理想的なケア デイサービスでのケアは在宅高齢者にとって非常に理想的です。 介護スタッフは、日常的に利用者の状態を細
相談内容 先日、知人から「高齢者や肥満の方を対象にした足の爪切り専門店」を開業したいと相談を受けました。その計画は、最近よく見かける「10分ヘアカット」スタイルを模したもので、要点は以下のような内容でした。 施術は5分で1人、回転率を重視 健康な爪に限る 料金はワンコイン(500円) 彼は資格も経験もなく、医療に関する仕事に携わったこともありません。爪切りが医療行為ではないことを理由に「誰でもできる」と考えています。 私自身(相談者)、医療従事者として、無資格での高
15年前、私は高齢者フットケアの事業を始めたばかりで、どうやって訪問先の施設との関係を築いていくか考えました。そんな時、前職で学んだ営業スタイルがヒントになりました。それは、年に2回、盆暮れにお客様の元へ挨拶の品物を持って伺うというものです。会社員時代、営業担当者がお客様にお中元・お歳暮をお渡しに回っていた姿を思い出し、「私もやってみよう!」と実践しました。 「記憶に残るために同じ品物を選ぶ」 私が選んだのは、評判の美味しいお煎餅。今では人気になりすぎて手に入りにくくなっ
高齢者フットケアは、足から高齢者の健康を守るための大切なケアです。 しかし、施術を提供する側には営業のいくつもの壁が立ちはだかります。 今回は、高齢者フットケアの営業現場で実際に直面する課題についてお話しします。施術者がサービスを提供するまでに、どのような困難と向き合っているのかを知っていただけたら幸いです。 1. 爪のケアの価値が伝わりにくい 高齢者の方やそのご家族の中には、爪のケアにお金をかけることに抵抗を感じる方もいます。「ただの爪切りにそんなお金を払うの?」と思
なぜフットケアを勉強しようと思ったのか 会社員として働いていた頃、日々の業務にどこか物足りなさを感じていました。 毎日同じことの繰り返しで、やりがいや楽しさを見つけることができませんでした。 そして、定年までこのまま働くことに対しても、漠然とした不安を抱えていました。 「このままでは、年齢を重ねるごとに精神的にさらに辛くなるのではないか」 と思い始めたのです。 そんな中、昔から興味のあったボディワークへの関心が再び芽生えました。手を使って人の身体に直接触れ、ケアをするこ
湘南あしケア訪問サービス 代表 中西です。 高齢者フットケアを15年続けています。 長井経験で感じたことを記事にしました。 高齢者フットケアは単なる技術だけでなく、相手への深い理解や心遣いが求められる仕事です。 実際に施術を行う中で、様々な課題や難しさに直面することがあります。 今回は、その中でも特に重要な10の課題についてお伝えします。 1. 予想以上に体力が必要 高齢者の足のケアは、実は施術者の体力が問われる仕事です。 多くの場合、環境が整わない場所での施術が多く前
湘南あしケア訪問サービス 代表の中西です。 現在、高齢者フットケアの技術習得を目指す方々が増えています。 実は私も数年前まで高齢者フットケア養成講座を開講していました。 当時は高齢者フットケアに特化した講座は少なかったのですが、今は大手が参入しているので開講しておりません。 基本的な技術を丁寧に教え、その後の実践を通じて技術を磨くことを重視していました。特に、自分自身で練習の機会を作り、実際のケースで経験を積むことが重要で課題を提出してもらっていました。 今回は、同じ講
はじめに:日本語の粋な表現とその奥深さ 湘南あしケア訪問サービス 代表の中西です。 10年前の記事がここにきて、よく読まれているのでリライトしました。 フットケア施術者の目線から体の解説です。 元の記事はこちらです。 英語が苦手な私ですが、日本語の奥深さには自信があります! 外国の方にとって、日本語をマスターするのはなかなかの挑戦ですよね。 日本語には体の部位を使った表現がたくさんあって、頭から足先まで、さらには内臓や血液、涙、唾液、汗まで、幅広い表現が存在しています
高齢者の足のケアは、元気で笑顔の毎日を支える大切な要素です。しかし、高齢者は体の衰えや視力の低下などにより、自分で足のケアや確認をするのが難しくなります。そのため、介護者や家族が定期的に足を観察し、トラブルの早期発見・早期対応を行うことが重要です。では、具体的に足のどこを観察すればよいのでしょうか?この記事では、足の観察のポイントは下のイラストを参考にしてください。 皮膚や爪の異常の発見は当然ですが、別の視点からも観察をしてみてください。 足の観察で発見、認知症の初期症状