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目標に向かって|2023年8月のふりかえり

前半は暑さが増し増しになって、
お盆と台風が過ぎたあたりから暑さが和らいできた8月でした。

今回のヘッダーは、初めて見たご来光。
写真を見るだけで色々な記憶がよみがえってきます。

そんなことがあった8月の目次。



実家への帰省

8月前半はこの帰省に向かって頑張っていたくらい、
とっても楽しみにしていました。

家族に会えることだけでなく今回は!
我が家に新しく迎えられたネコに会うのが
一つのお楽しみでした。

海(うみ)ちゃん 生後4ヶ月くらい

13年前からワンコと共に生活していたので、
すっかり犬派になっていたわたし。

空(くう) 13歳

今回の帰省で無事「犬猫どっちも」派になりました。


海ちゃんは、
ある日の夜に母猫とはぐれたのか、ナーナー鳴いていて、
それに気づいた姉と母が保護し、
保健所に連れていくより一緒に暮らそう!ということになったそう。

最初は警戒心が強くて逃げてばかりいたそうですが、
徐々に人間に慣れていき、
わたしには数時間で心を許してくれました。

カーテンからのぞく海

かわいい…!!!


先輩(おじいちゃん)の空と海が対面した時、
お互いストレス値が急上昇して体調を崩したらしく、
それ以来一度も会わせないよう注意しています。

いつか仲良くなったらいいな(遠い目)。

次の帰省は年末年始かなぁ。
しばらく間が空くけれど、時々連絡を取り合いながら、
また会えるのを楽しみにしたいと思います。


富士山登頂

「いつか」と思っていたけれど、
もう少し先だと思っていた富士登山。

手を挙げたはいいものの、
ロクに準備せずに挑みました(準備は計画的に)。

バスツアー(登山はフリープラン)に参加して、
名古屋組と東京組で分かれて、現地集合。

東京組の方が3時間以上早く着いたのに
ずっと待ってくれていました。

涙涙。

いざ出発!と思ったら、濃霧と小雨。
天候がもつか、一抹の不安を抱えながら歩き始めました。

17時30分ごろから登ったから、
山小屋に着くのがかなり遅くなるとは分かっていたけれど、
まさか大雨に打たれながら急斜面を登ることになるとは…。

それでもみんなで声をかけ合って励まし合って、
持ち寄った軽食を分け合って癒されて、
なんとか山小屋に着いた時の安心感たるや。

山小屋を出て頂上まで向かう道中はより厳しく、
暗さ・寒さ・疲労・傾斜・岩・低酸素…すべてが心を蝕んで、
危うく高山病にもなりかけたけれど、

心強い6人がいたから頑張ろうと思えたし、
とにかく前へ一歩一歩進むしかない!と思えました。

「イマココ」を今まで以上に強く感じた時間でした。

そしてようやく頂上。
最初から最後まで、みんな一緒に登ることができました。

涙涙。

下山時刻が違ったので
名古屋組だけ一足早く下りることにはなったけれど、
みんな無事に富士登山ができて本当によかった!

思い返せば、初めから終わりまで
一本記事が書けそうなぐらい色々あったなぁ〜。
記憶が鮮明なうちに、何かの形で残しておこうと思います。

「登山初心者は荷物を軽く!」というネットでのご助言に従い、
今回は全く撮影できませんでした。くぅ。
iPhone14 様様です(iPhone SE 第2世代持ち)。

後日、雲や星を眺めるたびに、
「雲より上にいたんだよな」
「星が目の前にあったんだよな」
と思い出します。

日常の中に、富士登山を思い出せるきっかけがあるって
すてきだなぁ。貴重な経験をしました。


数年前に富士登山をした叔父は
「一生登らない!」と思ったそうです。

わたしは「登ってよかった」と思いましたし、
引き続き山登りしたいと思うほど。

そう思えたのは、心強いメンバーと登れたこと、
内省ができる状態でいられたこと、
準備不足ながらちゃんと身体がもってくれたこと、

…色々なことのおかげだなぁ。
感謝感謝です。

また登ることがあってもなくても、
足腰体力鍛えておこうと思います。


今月のご自愛

①家族との時間

実家に帰ることがご自愛になること、
帰る場所があること、
待ってくれる人がいること、

本当にありがたいことだと
いつも思います。

今回も自動車で帰ったのですが、
帰宅早々祖母に「心配で心配で…」と言われました。

ごめんね、ありがとう、おばあちゃん。

家にいれば「ゆっくりしな〜!」と
甘やかしてくれる家族。

とは言えじっとしていられないし、
家族と一緒に家事をすることで
自然と家族時間も過ごせるので、かえって心安らぐのです。

遠く離れて一人暮らしをしているからこそ、
時々家族と賑やかに暮らすことは、
わたしにとってちょっとした非日常。

数年前までの日常が、非日常になる。
家族にとってはずっと変わらない日常。
なんだか不思議だな。

家族は大好きだけど、
大好きでいられるのは、
ある程度距離があるからだと思う。

我が家には色々な価値観があって、
時折衝突する。

その中にずっといたら、また違ったのだろうな。

わたしが実家に帰ること、
家族にとっての非日常が作られることで、
少しでも中和されていたらいいな、と思う。

一緒に暮らすって、難しいな。

でもきっと、希望がないわけでは無い。
そこにどう向き合うか。

周りの状況の変化もあって、
パートナーシップとか家族とか
考える機会が増えてきた今日この頃。

蔑ろにしたくないし、
蔑ろにしないでいてくれるような人たちと、
もっと関わっていきたいと思っています。

話がだいぶ逸れたけれど、
家族とご飯を食べたり映画を見たり、
いつも以上に話したり笑ったりできた5日間は、

わたしにとって大切な大切な
ご自愛タイムとなりました。


②大好きな『赤毛のアン』の世界へ

6月に参加したリトリートの頃から、
わたしの中にいる小さなアンが
再び挨拶に来てくれたのでした。

『赤毛のアン』に初めて出会ったのは、
中学生の頃。

当時教育実習に来ていた方に
紹介してもらいました。

アンをはじめ、個性豊かな人々、
プリンス・エドワード島の美しい自然、
作者 L.M.モンゴメリのすてきな文章表現、

これまで読んできた小説とは違う魅力に
あっという間に引き込まれたのでした。

あれから10年以上。
いまだにシリーズ全巻読み切れていない…!

そんな中、

Amazonプライムにて
1979年に放送されたアニメ『赤毛のアン』を見つけたので、
心を躍らせながら観始めました。

アンとダイアナ かわいい〜〜〜

今まで頭の中でぼんやり描いていた風景や人々が
一つの形として表現されているのを観て、
もやが晴れたようなうれしい気持ちになりました。

人々の名前と顔や性格が一致して、
頭の中がすっきり整理されたのもうれしかった。

物語が進むに連れて成長していくアンと周りの人々が
なんとも愛おしくて、
観るたびに胸がいっぱいになりました。

空想に助けられながら生きていたアンが
現実世界で喜怒哀楽を味わい、
それを大いに表現して周りを巻き込んでいく。

アンの豊かな自己表現と
周りとのギャップが面白くて、
気づけばアン達の愉快な世界が大好きになるのです。

無邪気で、真面目で、頑張り屋さんで、
すぐ傍にある小さな幸せを大切にできる、
そんなアンと一緒に生きていきたいと思っています。

そして、
シリーズ第1作『赤毛のアン』1冊分のアニメを観終わった今、
小説を読みたい気持ちがむくむくと湧いています!

今月から1冊ずつ読めたらいいなぁ。

まずは、1作目の1ページ目をめくることにしよう。


目標に向かって

目標を設定するのも、
目標に向かって物事を進めるのも、苦手でした。

目標を掲げても
達成できなかったことがいくつもあるし、
その時の後味の悪さと言ったら!

あとは目標があると、
なんだかプレッシャーに感じてしまって
息苦しくなってしまうことも。

富士登山の道中で
“今年中にやりたいこと” について話していた時も、

「今年中にやらなきゃいけないことはないなぁ」
「今年やることの意味ってなんだろう…」

という、のんびりぼんやりな姿勢でいたので、
全く思いつかなかったのでした。


でも、その後登山を続けて7合目くらいから
険しい道が続いていたころ、
同時に山小屋がいくつか点在しているのを見て、

「とりあえず、あの山小屋までがんばろう!」

と心に決めたことで、
“山小屋” という中間目標を設定したことで、

どんなに雨に打たれても岩道が続いていても
踏ん張ることができました。

そもそも、この富士登山において
“山頂でご来光を見る”
という大きな目標(ゴール)があって、

それに向かってただひたすら登っていたな。

本当に登り切れるのかな?とか
高山病になってしまったらどうしよう…とか
大雨と雷で登山中止になるのかな、とか

色々な不安やプレッシャーもあったけれど、
「ここまで来たら後には引けない」
という強い気持ちもあったし、

なにより一緒に登ったみんなの存在が大きくて、
精神的にとても助けられました。

一つ一つ、中間目標を達成した先に、
大きな最終目標を成し遂げることができて、

「目標達成ってこういうことか」

と体感することができました。

どんなことにも小さなゴールがあって、
そこに辿り着くことを続けた先に、
いつの間にか最後のゴールが目の前にある。

そして、

目標を設定することで、
「ここまでがんばってみよう!」と思って
自分の予想以上に力を発揮できることもある。

そうすることで
自分の力を確認することができるし、
それが分かれば新しい挑戦へのハードルも低くなる。

目標を持つことの良さを実感できたことは、
わたしにとってとても大きな経験だと思いました。


改めて、
“今年中にやりたいこと” について考えて、
色々とリストアップしようと思います。

ひとまず、
『赤毛のアン』を読むこと。

12月のふり返りの時か、
2023年のふり返りの時に、
どんなことが書かれるのかちょっと楽しみ。




それでは、
9月もよき1ヶ月になりますように。
ふりかえり、おしまい。

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