企業アカウントがInstagramで成功する方法
こんにちは。
WEB業界でSNSと広告の運用をしているタロウです。
この記事では、企業アカウントがInstagramで成功する方法をシェアできればと思います。
■はじめに
今の時代、ほとんどの企業が自社の公式SNSアカウントを運用しているかと思います。しかし、上手く運用できているアカウントはそこまで多くはないでしょう。
ではどうすれば自社の公式SNSアカウントを成功に導けるでしょうか?
その方法の1つとして、実際に成功している企業アカウントの成功事例や成功までの運用プロセスを参考にし、模倣することが有効です。
今回の記事では、デジマ支援会社に所属し、実際に複数の企業アカウントを運用してきた私の経験や参考にしている成功事例などを踏まえて、企業アカウントがInstagramで成功するための方法を6つ厳選してシェアできればと思います。
■企業アカウントがInstagramで成功するための施策6選
企業のInstagramアカウントの運用支援をする際、アカウントの成果を伸ばすために以下6つの方法を普段から意識しています。ぜひ参考にしてみてください。
①フォロワー以外への露出を高める
1つ目の方法としては、フォロワー以外への露出を高めることです。
投稿のインサイトを確認してみると、以下の画像のようにリーチしたユーザーが「フォロワー」だったのか「フォロワー以外」だったのかが確認できます。
Instagramでアカウントを伸ばしていく上で、フォロワー数を増やすことが重要です。しかし、そもそも投稿がフォロワー以外のユーザーへ露出しなければ肝心なフォロワー数を増やすことができません。そのため、日々しっかりと投稿のインサイトからリーチ数の内訳を確認し、フォロワー以外への露出が伸びている投稿については、どういった要因で伸びていたのかを要素分解して他投稿に活かすようにしましょう。
②投稿の有益性を担保して保存を促す
2つ目の方法としては、投稿の有益性を担保して保存を促すことです。
Instagramのアルゴリズムの都合上、投稿の保存数が伸びることで「フォロワーのホームタブに露出」したり「ホームにおすすめ投稿として掲載もしくは発見タブに掲載されフォロワー以外に露出」し、投稿が拡散されます。そのため、保存を促すことはとても重要になります。
ただ、保存数を伸ばすためには投稿の有益性を担保しなければなりません。有益性の担保とは、ユーザーにとって参考/タメになり後で見返したくなる情報が含まれているかです。企業の投稿で有益性を担保する具体例を挙げるのであれば、自社製造の食品を活用した「誰でも簡単に○○キロ痩せるレシピ紹介」や自社のファッションアイテムを使用した「春におすすめ○○を使った着回し術6選」など、誰にでも真似しやすいことや、モーメント性を意識すること、惹きのあるフレーズとともに訴求することなどが有効です。
③滞在時間を伸ばす工夫をする
3つ目の方法は滞在時間を伸ばす工夫をすることです。
こちらもアルゴリズムの都合上の話になりますが、Instagramを運営しているMeta社的にも、より多くのユーザーにInstagram内で時間を多く消費し滞在してもらいたい訳です。そのため、ユーザーの滞在時間が長い投稿は優遇され、より拡散される仕組みになっています。このことから、投稿の滞在時間を伸ばす工夫は必須であることが分かります。
では、どのように投稿の滞在時間を伸ばすのかというと、投稿する画像へ文字入れを行い、またそれら画像をカルーセル形式で投稿することで、読み物コンテンツとすることです。
上記コンテンツを作成する際の工夫としては、以下が挙げられます。
④プロフィールを作りこむ
4つ目の方法はプロフィールを作りこむことです。
プロフィールの充実はフォロワー数の伸びに大きく影響します。
ユーザーがフォローに至る際の1つの流れとして、「投稿を閲覧」⇒「投稿を気に入りアカウントに興味を持つ」⇒「プロフィールへアクセス」⇒「アカウントに有益性を感じフォロー」のステップを踏みます。
そのため、プロフィールへアクセスしたユーザーへ「どういったアカウントなのか」「ユーザーにとってフォローするほど有益なアカウントであるのか」を示すうえで、プロフィールの作りこみは重要になるのです。
プロフィールの作りこみの一例としては以下が挙げれらます。
他にも参考にすべき点はありますが、まずは上記を意識してプロフィールを作りこんでみてください。
⑤既存フォロワーとの親密度を上げる
5つ目の方法は既存フォロワーとの親密度を上げることです。
アルゴリズム的にもLTV的にも、既存フォロワーとの親密度を高め、ファンユーザー化させることは非常に重要になります。
では、ユーザーとの親密度を高める方法ですが、特に有効なのはストーリーズやDM、投稿へのコメント返信をしっかり行い、ユーザーとのコミュニケーションを強化することです。
SNSの強みとして、ユーザーと企業で近い距離感のコミュニケーションが取れることがよく挙げられますが、Instagramは特にユーザーとのコミュニケーションを図れる機能が多くあります。具体的には、以下が挙げられます。
⑥インフルエンサーをうまく活用する
6つ目の方法はインフルエンサーをうまく活用することです。
インフルエンサーを活用したり、従業員と連携したりすれば、フォロワー増加やサービスの認知に相乗効果が生まれます。
企業の公式アカウントとは別に、自社お抱えのインフルエンサーや、従業員の個人アカウント(化粧品メーカーであれば自社の美容部員、美容院であれば所属している美容師など)も並行して運用し、それらインフルエンサー/従業員アカウントでファン化させたユーザーを公式アカウントへ還元させることで相乗効果を生み出す方法になります。
また、インフルエンサーや従業員アカウントでは、公式アカウントからは伝えきれない、よりパーソナライズされた商品/サービスの見せ方が可能です。年齢別やライフスタイルなどでセグメント化したユーザーごとに、パーソナライズ化した訴求ができるので、よりファン化を促進してくれることかと思います。また、そのことで自社ブランドの好感度も向上することでしょう。
ただし、その分、炎上などのリスクは生じますのでしっかりとマニュアルを作成する、ルールを設けるなどの管理は必要です。しかし、個を潰さないように投稿内容やユーザーとのコミュニケーション内容などへは口出しせず、管理を最低限に収めることが重要です。
■さいごに
以上、「企業アカウントがInstagramで成功する方法」を紹介いたしました。ご参考になれば幸いです。ぜひ上記を踏まえて、他社の成功事例を模倣していただければと思います。
今後も、Web業界(主にSNSや広告運用)に関するナレッジをシェアしていければと思いますので、アカウントをフォローしお待ちいただけるとありがたいです。
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