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シンガポールでSTAY@HOME 10月6日(水)通算548日目 フェーズ2強化版(2回目)の77日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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10月6日(水)通算548日目 フェーズ2強化版(2回目)の77日目

 アメリカの製薬会社メルクが開発した新型コロナの飲み薬は、入院や死亡の危険性を半減させるらしい。病院での治療に当たる基準は国によっても異なるとは思うが、シンガポールでは高齢者や既往症がある人は症状にかかわらず入院となる。最近は、毎日当地で亡くなる人が出ていることを考えると、飲み薬が承認されたら当地での警戒レベルも下がるだろう。ちなみに、昨日も9人の方が亡くなった。

 現在は、高齢者及び一緒に暮らしている人以外は外へ出て良いことになっている。しかし、既往症のある人や、現在ワクチン接種の対象ではない11歳以下と生活している場合も含めると、多くの人が外出しやすいとは言い難い状況にあるはずだ。飲み薬が認可された場合、外出に対してハードルが下がると感じる層は、一定数居るのではないだろうか。

 ワクチン接種が完了していれば、多くの人は軽症で済むと言われている。ただ、万が一どこかで罹患したとしても、飲み薬で症状の悪化を抑えられるのなら、これほど心強いことはないはずだ。

 日々、多くの新規感染者が見つかるため、個人的には近所での買い物にすら行っていない。私の行動は当地でも極端だとは思うものの、どの情報を見ても「出ていいよね」と思えないのは事実だ。安全性が証明されることは当然の前提として、シンガポールでも認可される日が来ることを願うばかりだ。

参考文献
BBCニュース「新型ウイルスの経口治療薬、入院・死亡リスクが半減 米製薬会社が緊急使用申請へ」(2021年10月6日11時48分閲覧)
https://www.bbc.com/japanese/58758915

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