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シンガポールでSTAY@HOME 8月14日(土)通算495日目 フェーズ2強化版(2回目)の24日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。(※記事を公開した当初、飲食が不可能と書いたままだったため、修正致しました。)

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8月14日(土)通算495日目 フェーズ2強化版(2回目)の24日目

 昨日、菅首相が関係閣僚との会議を開いた際の記事が目に留まった。新型コロナウイルスの流行と、その対策に関して言及した内容だ。通読して個人的に「世界で外出禁止に罰金かけても守られず」という部分に、違和感を覚えた。首相にとって「世界」に一体どこの国が入っているのか不明だ。しかし、昨年の4~6月頃にシンガポールで実施された、2人以上で外出できないサーキットブレーカーは功を奏した、と私は感じている。当時、変異株はなかったものの、ワクチンも完成していなかった。その状況下で、規制を緩和できたのは個々人が罰金やルールに従った結果だと言えるはずだ。

 首相の言う「世界」は、子どもがよく親にねだる際に発する「その玩具、みんなが持っているから私も欲しい」の「みんな」と同じではないだろうか。記事になかっただけで、実際には具体的な国名を列挙していた可能性もあるが、そのままの発言を文字にしているとするならば、子どもの言う「みんな」と変わらないのかもしれない。

 因みに、KTVと漁港でクラスターが発生して以来、当地の新規感染者数は高止まりしている。今でも感染を拡大しないために制度はあるものの、数字という結果に結びつくには、昨年のように数か月が必要なのだろう。

参考文献
朝日新聞デジタル「首相『世界で外出禁止に罰金かけても守られず』」(2021年8月14日14時44分閲覧)
https://www.asahi.com/articles/ASP8F6SN0P8FULFA028.html

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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