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シンガポールでSTAY@HOME 7月6日(火)通算456日目 続フェーズ3強化版の23日目

昨年の4月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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7月6日(火)通算456日目 続フェーズ3強化版の23日目

 外出したついでに母が、パルスオキシメーターをもらってきてくれた。用事で赴いた先の繁華街に位置する薬局では、結構残っていたらしい。逆に、帰り道に近所の薬局で、在庫を尋ねたら「朝のうちに無くなったよ」と言われたとのこと。どうやら、住宅街に近い薬局の方が家からアクセスが良い分、すぐに無くなってしまったようだ。

 母が持ち帰った箱を開けてみると、小さな機械と電池が説明書と共に入っている。早速電池をセットして、指に装着する。30秒の計測中は酸素濃度が数字として表示され、終了後には「異常はありません」という言葉が表示された。結果に満足して手近な場所に置くと、改めて医療機器が家にあるのだな、と実感が湧いてきた。

 個人的にパルスオキシメーターと言えば、入院している間に使う物であり、日常的に使用しない物という印象が元々はあった。それだけに、少しだけ自分の生活の中に非日常が混じり込んだような気がした。もっとも、必要性があるという判断の元、政府から配布されているのだから、今抱いている違和感もすぐに消えてしまうに違いない。

 しかし、使う理由がない日常になって欲しい、という思いはどうしてもある。パルスオキシメーターが埃を被る日は、いつ頃やってくるのだろうか。

参考文献(2021年7月8日追加)
stayprepared.sg「1 FREE Oximeter per Household 」(2021年7月8日1時51分閲覧)
https://stayprepared.sg/oximeter/
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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