シンガポールでSTAY@HOME 9月20日(月)通算532日目 フェーズ2強化版(2回目)の61日目
昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。
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9月20日(月)通算532日目 フェーズ2強化版(2回目)の61日目
昨日のシンガポールの新聞で、新型コロナウイルスの感染でICUに居る人数の推移を1~2週間見ると書かれていた。どうも、2日連続で新規感染者数1000人を突破したことが響いているように思える。
当地と東京では大きさも人口も違うため、一概に比較することはできないが、1000人は今まで滅多に見ない数字だった。個人的には、その事実だけで家から出たくないと思ってしまうが、1つの意見であって別に誰かに強制されているものではない。特に、今は先週政府から出された「基本的に家に居て欲しい」との呼びかけがあるだけだ。拘束力のあるルールが新たに発表されている訳でもないため、ワクチン接種を終えていれば人数制限内の外食も可能となっている。
個人的には、日本の同調圧力が苦手だ。ただ、今回のように呼びかけがあっても感染者数の増加に歯止めが効かない様子を見ると、日本が羨ましくなる。きっと日本なら、具体的な恩恵が提示されていなくても、発表内容を守る人がそれなりに居るように感じる。
当地は様々な文化的背景を持つ人が暮らすこともあり、日本の同調圧力や空気を読むといった文化がない。普段はその風通しの良さが好きだ。しかし、今回呼びかけが功を奏していないのは、空気を読まない部分が裏面に出ているからだと推測している。分かりやすい恩恵も罰則もないのに、守る理由がないと思っているのかもしれない。当地に居る人々の、ドライな側面を垣間見たような気がする。
参考文献
CNA「Singapore monitoring number of COVID-19 cases in ICU, next 1 to 2 weeks ‘critical’: Lawrence Wong」(2021年9月20日11時42分閲覧)
https://www.channelnewsasia.com/singapore/covid-19-icu-cases-next-1-2-weeks-critical-lawrence-wong-2188616
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