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Comptoir des Indes Tea(コントワー デ アンド ティー) ―ミルクティーのチャイで楽しみたい

 紅茶ブランドTWGのオンラインショップで購入するとき、送料のこともあるので、大体結構な量を買う。結果的に、実際に飲む頃には購入した理由を思い出せないことも多い。今回の紅茶は、その1つであるComptoir des Indes Teaを紹介する。

 そもそも、何と読むのか分からない。インターネットで調べてみると、どうやらフランス語らしい。TWGの茶葉は大体が英語の名前になっている上に、私は全く知識がないので、今回は読み方が間違っているかもしれない。グーグルで教えてもらった意味を繋げると「Comptoir des Indes Tea」は、「インドの海外支店ティー」となるらしい。茶葉の紹介ページにはEast India(東インド)とあったので、この2つを組み合わせて。こなれた表現にすると「東インド会社のお茶」といったところだろうか。


 袋を開けてみると、シナモンのようなスパイスの香りが漂ってくる。クリスマス時期に飲む紅茶のJoy of Christmas Tea(ジョイ オブ クリスマス ティー)に、似ている印象だ。抽出して飲んでみると、しっかりとスパイスの味わいが感じられる。公式のウェブサイトで調べてみると、牛乳を入れてチャイとして楽しむことが推奨されていた。余談だが、恐らくこの茶葉を買ったのはミルクティーにして美味しい紅茶を楽しみたかったからだと思う。

 飲み方としては、やはり公式がおすすめしているミルクティーを試して欲しい。コクのある牛乳とぴったりで、満足感のある紅茶を楽しめるはずだ。普段いつもおすすめしているストレートも紅茶の個性を知る意味で悪くはないものの、1度牛乳を入れたものを味わうと物足りなさを感じるか可能性がある。今回、レモンは試していないが、クリスマスの紅茶にはよく柑橘系のフレーバーが付いているので、合わなくもないだろう。ただ、その場合はチャイからは遠ざかると推測する。

 マリアージュは、牛乳を入れたチャイとの組み合わせで考えたい。ちなみに、今回は紅茶の個性が強いため、何にでも合うとは言い難いのも事実だ。

 前述の通り紅茶がメインになるため、料理にはあまり主張して欲しくない。そのため食事系の場合は、シンプルなバタートースト位が良いのではないかと思う。後から風味付けするフレーバーティーを含めた多くの紅茶で、様々なペアリングを推奨しているが、今回に限っては厳しそうに感じている。

スイーツなら、紅茶を邪魔しないシンプルな焼き菓子が良いと推測する。具体的には、バタークッキーやプレーンドーナツなどが良さそうだ。また、スパイスの風味と合うドライフルーツ入りのパウンドケーキや、いつでも入手できる訳ではないもののジンジャーブレッドなども良いだろう。ちなみにストレートの状態であれば、ヨーグルトにマンゴーやパイナップルを入れたフルーツサンドも合っていた。


 Comptoir des Indes Teaは、茶葉の量り売りだけでなくティーバッグの販売もある。茶葉は使いづらいと思っている人も、試しやすいフレーバーティーと言えるだろう。ミルクとの相性が抜群なので、チャイが好きな人はぜひ試してみて欲しい。

Comptoir des Indes Teaの量り売りが入った袋。

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