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シンガポールでSTAY@HOME 7月26日(水)通算1206日目 グリーン(DORSCON)164日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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7月26日(水)通算1206日目 グリーン(DORSCON)164日目

 ヒト白血球抗原(HLA)でとある配列を持っている人は、新型コロナウイルスが無症状になる傾向にあるそうだ。罹患する人が増える中で、長期にわたって後遺症を抱える人も居ると耳にする。また、中には複数回罹った人も居るらしい。もしも、この遺伝子配列が治療薬やワクチンに応用できるのなら、そういった人が安心して暮らせるようになるだろう。

 我が家には偶然、祖父と母、母の兄弟である叔父のデータがあり、早速チェックしてみたが、3人の内誰もこの配列に該当してはいないようだ。誰かが入っていたら、個人的には一層の朗報ではあったのだが、それは仕方がない。ちなみにこのニュースは、元々アメリカで発表されたとのこと。記事には言及されていなかったが、人種等によって発現する確率が変動する可能性もあると思う。

 新型コロナウイルスとの付き合いも長くなり、最近は過去のものとして扱っている人も増えてきている印象だ。私も、以前と同じだけの警戒心を持ててはいないと思う。しかし、5類になったり、規制が緩和されたりしたからといって、感染症が空気を読んで弱毒になる訳ではない。今回の発見が、無症状の配列を持たない人にも役立つ結果をもたらすことを願うばかりだ。

参考文献
日本経済新聞「新型コロナ、無症状者に多い遺伝子的特徴を発見 米大など」(2023年7月25日17時29分閲覧)
新型コロナ、無症状者に多い遺伝的特徴を発見 米大など - 日本経済新聞 (nikkei.com)

去年(2022年7月26日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年7月26日)の記事はこちら↓

3年前(2020年7月26日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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