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シンガポールでSTAY@HOME 9月24日(金)通算536日目 フェーズ2強化版(2回目)の65日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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9月24日(金)通算536日目 フェーズ2強化版(2回目)の65日目

 以前note内で、ユーザーのチェーンナーさんが企画した「異文化カルチャーシェア活」に参加して、シンガポールの住宅で暮らして感じる日本との違いを紹介したことがある。今日は、チェーンナーさんが新たに企画した「YouTube履歴をさらし合おう」に参加しつつ、記事を更新する。実は今回の企画がなかったとしても、近々取り上げたいと思っていた動画があったのだ。ちょうど良い機会なので、ジャニーズ所属のアイドルグループSixTONESの、「NAVIGATOR(DANCE PRACTICE)」を紹介する。

 断っておくと、私は元々ジャニーズに詳しい性質ではない。ただ、最近になって遅まきながらSixTONESのセカンドシングル「NAVIGATOR」を知り、気に入って何度も観ている内に彼らが音源を流しながらダンス練習している、今回の動画を見つけたのだ。

 再生すると、真ん中辺りで踊っている全身黒い服の京本さんというメンバーの踊りが飛び抜けて上手い。手先まで神経を研ぎ澄ませているのか、どの動きを取ってもなめらかな上に、観客への見せ方も既に考えて動いているように見える。一方、ミュージックビデオではどのメンバーもダンスが上手かったし、格好良くて確かにプロだった。一瞬2つの動画の差を疑問に思ったが、答えは考えるまでもない。全員が一層練習したから、ミュージックビデオの完成度になったのだ。

 個人的に何かを目指すとき、ついつい最初から上手くないと駄目だと思ってしまう。今回の動画で言うなら、練習の段階でもダンスの上手い京本さんのようでないといけないと考えがちなのだ。例えば文章であれば、プロのライターとして初稿の時点で完成度が高くあるべきだ、と自身にプレッシャーをかける。しかし実際は、完成の状態に持っていくことの方が大切だ。最初からできることに越したことはないものの、必須の技術ではない。

 ちなみにSixTONESは2020年1月にデビューしており、今までの活動のほとんどが、新型コロナの流行下にある。多くの事務所の先輩が歩んだ道とは周囲の状況の意味で、恐らくかなり違っているだろう。それでも確かに活躍しているし、YouTubeでも温かいコメントに包まれている。

 上手くいかないと能力や環境を理由に、私は結構簡単に投げやりな気持ちになるが、この動画や彼らの活躍を思い出すと、やれること全てをしたとは言えないと反省する。SixTONESは、私にとってのNAVIGATORなのかもしれない。

今回紹介したかったダンス練習の動画です。


完成形のミュージックビデオも一応掲載します。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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