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シンガポールでSTAY@HOME 3月22日(月)通算350日目 フェーズ3の85日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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3月22日(月)通算350日目 フェーズ3の85日目

 久しぶりに、シンガポールで恐らく1番有名な繁華街であるオーチャードを歩いた。当地の国内での感染者数が比較的落ち着いているとは言え、用事がない限り、ブラブラするのは気持ちとして落ち着かないため、ずっと敬遠していた。ただ、約束よりも早く到着してしまっては、仕方がないため散策することにしたのだ。改めて街を見渡してみると、テナントが変わっている店があったり、荷物だけが運び出されて、店内ががらんどうになっている所があったりした。繁華街のテナント料は高いとは思うが、大体空きのまま放置されていないことを考えると、これは新型コロナの影響と言って良いだろう。気に入っている店がどこも閉まらなかったこともあり、今までは街の様子を都合よく見ていた。しかし、それはかなり恣意的だったと痛感する。

 灯を落としている店の中には、新型コロナだけを理由に閉店していない所もあるだろう。色々な原因があった上に、ブロックを積み上げて遊ぶゲームのジェンガのように、コロナが最後の打撃を与えただけかもしれない。人も店も、未来永劫ある訳ではない。しかし、病気の流行がなければ、ずっと存在したかもしれない、と思ってしまうのも事実だ。個人の感想という認知は、どうも歪んでしまうらしい。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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