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シンガポールでSTAY@HOME 2月4日(木)通算304日目 フェーズ3の39日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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2月4日(木)通算304日目 フェーズ3の39日目

 シンガポール政府は2月5日以降に入国するハウスキーパーなどの職業の人に、血清検査を実施すると発表した。現在実施されているPCR検査に追加する形で行われ、7日間を要するとのこと。結果的に、合計21日の経過観察が必要となる。政府は今後の新型コロナへの感染リスクを下げるために、この方法を取るようだ。

 ところで、日本でメイドの仕事はあまり定着していない印象がある。近代文学に出てくる使用人のイメージか、秋葉原などにあるカフェをイメージする人が多いのではないだろうか。そのため、この政府の方針に対しても「何もそこまでしてメイドを入国させなくても」と思われるかもしれない。しかし、当地では女性に働くことを推奨するためもあってか、他国から来たハウスキーパーと暮らしたり、通いで来てもらったりすることが、非常に一般的で需要があると言える。またメイド側も給与の面から、それなりの人が応募しているようだ。シンガポールでメイドとして働く方が、祖国で銀行員をするよりも給料が良いという話も聞いたことがある。

 当地ではワクチンの接種が開始になった一方で、変異したウイルスも発見されている。いたちごっこのような状況に終止符を打つには、こういったより厳しい政策を取ることが必要なのだろう。

参考文献
CNA「Maids, confinement nannies to take COVID-19 serology test on arrival in Singapore」(2021年2月4日15時閲覧)
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/maids-confinement-nannies-covid-19-serology-blood-test-14100888

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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