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シンガポールでSTAY@HOME 1月23日(土)通算292日目 フェーズ3の27日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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1月23日(土)通算292日目 フェーズ3の27日目

 昨日の記事で、シンガポール政府が集まりに関して規制を検討していることに触れた。あれから数時間後に具体的な内容が発表され、今月26日からは1日に8人までの来客しか認めないこととなった。また、訪問する側も1日に2軒までとのことだ。

 シンガポール国民は、子どもの人数に応じて女性は所得税の減額を受けることができる。余談だが、現行の制度になる前にも働く母親に対して所得税の控除があった。こういった制度があるためか、一人っ子だという人は日本より少なく感じる。その結果、両親と子どもだけで構成されている家族であっても、日本よりも大人数の場合が多い。この8人という数字は、2組の家族が1日の間に訪れることが可能か微妙なラインに感じる。ただ、この定員を緩めると3人以下の家族であれば3組が挨拶に行けることになり、間接的な感染のリスクは高くなるだろう。この辺りと現行の「集まりは8人まで」を合わせて、今回のルールを作ったのではないかと推測する。

 当地には親戚が居ないため、こういった話に対して深い実感を持っている訳ではない。しかし、中華系の人と関係がある人々にとって、年間を通して春節が1番盛り上がるイベントなのは伝わってくる。それだけに、ただ家族に会うだけなのに色々と綿密なスケジュール調整が求められる状況は、いたわしく思えてならない。

参考文献
IRAS「IRAS | Working Mother’s Child Relief (WMCR)」(2021年1月23日11時閲覧)
https://www.iras.gov.sg/irashome/Individuals/Locals/Working-Out-Your-Taxes/Deductions-for-Individuals/Working-Mother-s-Child-Relief--WMCR-/

The Straits Times「Working mums hot under the collar over $80,000 tax relief cap」(2021年1月23日11時10分閲覧)
https://www.straitstimes.com/business/hot-under-the-collar-about-80k-tax-relief-cap

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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