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根掘り・葉掘り・茶堀りー紅茶探訪ー

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現在は主に、シンガポールの紅茶ブランドTWGの紅茶を取り上げています。 10の倍数に当たる回では、スーパーにも卸しているブランドも含めて飲み比べなど、普段とは異なる記事を掲載して…
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2022年8月の記事一覧

French Earl Grey(フレンチ アールグレイ)※水出しアイスティー ―フレーバーティーの代表格も涼やかに

French Earl Grey(フレンチ アールグレイ)※水出しアイスティー ―フレーバーティーの代表格も涼やかに

 先日購入したアイスティーのティーバッグセットから、今回はFrench Earl Greyを試してみた。既にホットでは試したことがあるフレーバーだが、抽出方法が違うことにより、新しい気づきもあった。

 ティーバッグの入った袋を開けると、アールグレイの持つ柑橘系の甘い香りが漂ってきた。淹れる前から、期待が高まる。冷蔵庫で8時間程度漬けておく必要があるため、すぐには楽しめないが、完成が楽しみになる

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Darjeeling(ダージリン)※水出しアイスティー ―涼やかに楽しむ旬の味

Darjeeling(ダージリン)※水出しアイスティー ―涼やかに楽しむ旬の味

 先日、TWGのアイスティーセットを購入した。水出しで色々なフレーバーが楽しめるようになっており、面白いと思ったからだ。また、日本も夏でアイスティーに興味を持ってもらえるだろう、と考えたのもある。ただ、実を言えば、お気に入りの茶葉が増えるのに伴って、新しい紅茶に手を出すスピードが落ちてきているという事情もある。それだけ試してきたということだが、今後もできるだけ続けていくつもりだ。
 前置きが長くな

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Namring SFTGFOP1(ナムリン エスエフティージーエフオーピー1)―名前はそっくり。価格は最高額。

Namring SFTGFOP1(ナムリン エスエフティージーエフオーピー1)―名前はそっくり。価格は最高額。

 茶葉の名前を見て「第51回で書いていた記事と、同じなのでは」と思う人も居るかもしれない。実際そっくりな名称で、よくよく見ないと違いが分からないと思う。ちなみに第51回で紹介したのはNamring Upper FTGFOP1(ナムリン アッパー エフティージーエフオーピー1)で、今回の茶葉との違いは「Upper(アッパー)」の有無、続く部分の頭に「S」があるかないかという2点のみだ。実を言えば、記

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Number 3 Tea(ナンバー スリー ティー) ―3の数字の由来は不明。

Number 3 Tea(ナンバー スリー ティー) ―3の数字の由来は不明。

 番号のシリーズは、既に1番と2番を紹介した。今回は3番に焦点を当てるが、何故名前ではなく番号が与えられているのかは、よく分からない。

 缶を開けると、大ぶりの茶葉と角切りになったドライフルーツが顔を出す。茶葉はダージリンのファーストフラッシュよりは小さいものの、かなり大きな部類に感じる。公式の説明によると緑茶と紅茶がブレンドされているらしいので、葉に大きい印象を抱くのは、この辺りが関係している

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Cocktail Hour tea(カクテル アワー ティー)※水出しアイスティー ―気持ち華やぐアイスティー

Cocktail Hour tea(カクテル アワー ティー)※水出しアイスティー ―気持ち華やぐアイスティー

 TWGのオンラインショップで注文をした際に、アイスティーのティーバッグをいくつかもらったことがある。紅茶だけでなく緑茶やルイボスティーが入っており、自分では選ばないチョイスだ。淹れる際は、風味がしっかり出るような気がして、熱湯と氷を使っていた。しかし、先日サロンに行った際に「水出し用にティーバッグを改良したので、ぜひ水で試してください」とアドバイスを受けた。前置きが長くなったが、今回はCockt

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