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Darjeeling(ダージリン)※水出しアイスティー ―涼やかに楽しむ旬の味
先日、TWGのアイスティーセットを購入した。水出しで色々なフレーバーが楽しめるようになっており、面白いと思ったからだ。また、日本も夏でアイスティーに興味を持ってもらえるだろう、と考えたのもある。ただ、実を言えば、お気に入りの茶葉が増えるのに伴って、新しい紅茶に手を出すスピードが落ちてきているという事情もある。それだけ試してきたということだが、今後もできるだけ続けていくつもりだ。
前置きが長くなったが、今回は水出しのDarjeelingを試してみた。パッケージにはDarjeelingとしか書かれていないが、描かれているイラストは、今年のファーストフラッシュであるDarjeeling First Flush(ダージリンファーストフラッシュ)と同じだ。もしかすると、同じ茶葉が水出し用のティーバッグになっているのかもしれない。
ダージリンは「紅茶のシャンパン」と呼ばれることもあり、ミルクやレモンを入れることなく、ストレートで楽しむのが一般的だ。繊細な味わいのイメージから、水出しで香りと味が楽しめるのか不安だったが、杞憂だった。確かに香りは、熱湯で淹れる紅茶よりも柔らかい印象だ。ただ、ダージリンらしいすっきりとした香りは健在だった。やはり、ファーストフラッシュなのかもしれない。味わいはさらりとしており、暑い日に飲めば冷たさと相まってスッキリとリフレッシュできるに違いない。
緑茶を彷彿とさせる味ということもあり、和風な食べ物とのマリアージュがおすすめだ。個人的に合わせた中では、抹茶クリームと小豆のパンケーキが良かった。食事系なら、醤油とマヨネーズで味を整えた和風のツナサンドが良いだろう。
試した中で面白かったのは、クッキーだ。胡麻の入ったシンプルなタイプは、ダージリンと交互に食べてぴったりだった。しかし、チョコレートクッキーはお抹茶と和菓子のように、クッキーを食べ終わってから、後味をリセットする形で飲む方が合っていた。一口にクッキーと言っても違いがあるようだ。ぜひ、色々な菓子との組み合わせを楽しんでみて欲しい。
今回紹介したDarjeelingは冒頭でも紹介した通り、他のフレーバーとセットで販売されており、単体では購入できない。1つの茶葉だけを求める場合には不向きだが、ティーバッグで扱いやすいこともあり、色々と試してみたい人には、楽しいこと請け合いだ。
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