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NOと言えないアスペルガー
アスペルガーを持っている人は、他人に「NO」が言えません。これはなぜでしょうか?単純に、気が弱いからでしょうか?
実は、違います。
アスペルガーの人がNOを言えない理由は、
「いま、社会的にNOと言ってもよい場面なのかが判断できない」と思っているからなのです。
多く場合、アスペルガーに行動の選択が求められたとき、本人のほんとうの気持ちは「断りたい」「嫌だ」「逃げたい」「帰りたい」「やりたく
アスペルガーが夢をかなえる時
盲目的に夢を追いかけることは、やめましょう。
特に、職業において。
神様がわたしたちに与えてくれた時間は、意外と短いものです。まずは経済的に自活できることを目標にしましょう。そして効率よくキャリアを積めるよう、現実的に計画を立てましょう。
アスペルガー的な傾向がある、もしくはそうかも、と思う人。そして自分ができること、できないことを徹底的に分析したことがない人。まだ社会で働いた経験が浅く、ど
アスペルガーのサバイバル
どうしたら、アスペルガーがこの社会で生き残ることができるのか。
どうしたら、「誰かを殺せば死刑にしてもらえると思った」とかの理由で、たくさんの人たちから大切にされているふつうの人を対象に、無差別殺人事件を起こさなくてすむのか(大げさではなく、本気で書いています)。
さらには、どうしたら経済的に自立して、心豊かに、毎日を過ごせるのか。
極端に少なくはあっても、心を通わせる相手を持ち、誰かの役に
愛と平和とアスペルガー
この世には、人を愛せるアスペルガーと人を愛せないアスペルガーがいます。
人を愛せるアスペルガーは、人を好きになり結婚し、自分の家庭を持っています。パートナーを愛しいと思い、子育てに責任を感じ、年老いた自分の親に恩を返そうと介護や墓のことで頭を悩ませて、生活しています。経験する人生の苦労はふつうの人と比べると数倍のものとなりますが、ふつうの人と同じように、その人生は彩り豊かなものとなるでしょう。
アスペルガーと無人島のみかんどろぼう
人は誰でも、なんらかの方法で、その人をとりまく人々の役に立っています。
そしてそれぞれの人がお互いに誰かの役に立つことによって、蜘蛛の巣のようなネットワークが広がって、人の集団がつくられます。これが組織の成り立ちだと思います。
このような組織の成立は、「だれもが役に立つ」ということが暗黙の了解、大前提となっています。ある人が組織の役に立つような貢献をする場合、他の人もおなじように貢献してくれる
アスペルガーと記憶と使えない新人
ヒトが認知できる対象には、物質としての「モノ」、モノが置かれている広がりである「空間」、そしてこれらモノと空間が時の経過にあわせて動的に展開していく状態である出来事つまり「コト」があります。この「コト」はストーリーとかエピソードと呼ばれるかたまりです。
そして、モノから空間へ、空間からコトへ、レベルが上がるにつれてその情報量は指数関数的に増えていきます。1次元・2次元であるモノ、3次元である空間
翻訳のしごとに突き進む隠遁生活
その日までは、乗っていたマウンテンバイクのペダルを力いっぱい踏んでもガチャガチャ音を立てるばかりでぜんぜん進まなかったのに、ふと思いついてギア変速機の修理をしたら、いきなり踏み込むトルクが100%前進する力になった、という感じ。
アスペルガー傾向があるわたしが「翻訳者になる」と決めてからの日々は、例えるならそんな状態でした。自分の力をフル活動させている感覚を、生まれて初めて感じました。
「医療
翻訳のしごとに必要なこと
”Sell your work, not yourself.”(あなた自身を売るのではなく、あなたの仕事を売りなさい。)
そうか。
わたしはそれまで、わたしが作るモノやわたしが行うコトではなく、わたしの性格、話し方、受け答え、雑談力、緊張しがちであること、笑顔が固くひきつっていること、などをひっくるめたわたしの人格やパーソナリティそのものを、売ろうとしていたのです。あろうことか、わたしのパーソ