見出し画像

「末裔確定宣言」

 自分は以前から「恋愛弱者宣言」や「恋愛敗者宣言」という形で、恋愛や結婚から退くことを表明してきました。
 しかし、本能的にはどこか抵抗感があり、淡い期待を抱いていました。

 実際、自分の恋愛感情に基づき、人生の中で23人の異性にアプローチしましたが、全て失敗に終わりました。そのため社会が出した答えを受け入れ、恋愛や結婚の執着を捨てることが最適だと判断しました。
 自らの欲望に翻弄されて生きることが人生の幸せに繋がるかを考えた結果、それは違うのではと考えました。

 最近ニュースで「【将来推計】2033年に1世帯平均2人未満に 未婚の高齢者も急増」の記事を読みました。

2050年には、1人暮らしの高齢者のうち未婚の割合は、
男性で59.7%と6割にのぼり、30年で26ポイント増加すると推計しています。

NHK NEWS WEBより引用

 未婚の男性の割合が将来的には大きくなることが報じられており、自分の想像以上に男性の未婚率が高いことに驚きを隠せません。自分と似たような状況の人は意外に多そうです。

 未婚男性の増加が将来的にも続くならば、社会的な調整が必要だと思います。彼らのニーズに合わせたインフラ整備が行われることは確実になりそうです。

 自分は「末裔確定宣言」をすることで、さらなる変化を感じました。それは同性間との競争から降りることができたことと、異性からの好感度を気にしなくても良くなったことです。これにより、より自然に生きられるようになると感じます。まさに「自分らしさ」に近づいた手応えを感じます。

 「やりたくないことを無理にやらない」という選択ができるのは、大きな自由の一つです。勝利や好感度を求める必要がなくなり、嫌われることへの恐れもありません。

 ただ、引き続き公序良俗を守りつつ、仕事で求められるパフォーマンスを発揮し、資本主義経済を理解しながら最適な選択をすることに変わりはありません。

 「末裔確定宣言」を公にすることに多少なりの葛藤はありましたが、個人的には開放感がとても大きく清々しい気分です。

 以上、自分の「末裔確定宣言」に対する思いでした

 最後までお読みいただきありがとうございます。

【引用記事】


もし、サポートしたいと思っても、そのお金はここではない他の何かに使ってください。僕の方はサポートがなくともそれなりに生活できておりますので。