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家族を思うこと

こんばんは。
これまでにも何度かnoteの中で話していたように、私は「一人っ子」です。

そんな一人っ子の私はとにかく家族が大好きです。
友達よりも家族といる時間の方が心地良いのです。
彼氏よりも家族を優先したいのです。

でも家族って良い面ばかりではないですよね。
上手く表現できないのですが、やっぱり目を背けたくなる場面とか逃げ出したくなる場面がありますよね。

私の家族もそんな時が多々ありました。

父が仕事に失敗して借金を背負うことになった日も
私が家出未遂をした日も
家族の誰かが倒れた日、亡くなった日もありました

それでも私は家族が好きです。

そんな私の家族への想いと考え方を少しお話しようと思います。

一人っ子である私は家族の愛情を人よりも大きく受けて育ってきました。(大人になってわかったこと)
そしてそれ相応に、私が家族を守らないと。家族を支えないと。家族の期待に応えないと。という私の中の思いも強くなっていきました。

学生の時、一人暮らしを始めた私には家族との距離を感じて、寂しさと迷いが生まれていました。

家族にとって私は意外とどうでもいいんじゃないか。とか
家族を支える為に私は今後どういう人生を歩むべきか。でももっと自分らしく生きたい。とか
かなりヘビーなことを考えることが多かったです。

当時付き合っていた彼氏が婿養子になってくれないかな?とか考えるくらいに…笑

今の私にとっては、当時の私がそこまで考えていたことが面白いわけですが;

でもその彼と別れたり、社会人になって一人暮らしを継続することが決まった時に
私の理想としている家族の支え方と期待の応え方が、無理だな。なんか難しいな。と思ったんです。

今よりもっと歳をとったときに私は結局1人になってしまう。
1人になってしまった時に1人で生きていけるくらいになっておかないと。
ある程度のキャリアだって身につけたいし、もっと広い世界を見ていたいし、好きなことだから簡単に諦めたくないし。

ぐるぐると考えては悩んでを繰り返していた時に、家族とお墓参りに行くことがありました。
普段はなんとなくお参りをしていた私もその時ばかりは感覚が違っていて、家族代々の墓石をじっくり眺めていたんです笑、

墓石にはにはこれまでの会ったこともない私の先祖の名前がびっしりと刻まれていて、享年○歳とか亡くなった原因と場所まで書いてあるんですよね。
それを見た時にこんなに沢山の人が紡いだものが今の私の中にあるのかと思ったわけです(なんかスケールが大きくなっていますが…)

それと同時にじゃあ私が「今」「この沢山の家族のために」「すべきこと」って

「与えられた人生を全うすること」


なんじゃないのかと気づいたんです。

つまり今まで私が理想としてた家族の考え方って
「家族のために自分の人生を生きること」だったなあ…。と反省したんです。

だから自分の人生を全うする為にはある程度の割り切りが必要になってくるだろう。
家族との時間の中で後悔する瞬間が出てくるだろう。

それでも自分らしく生きることはこれまでの先祖も家族も受け入れてくれるだろう。


と自分に言い聞かせました。

この日から家族との時間の過ごし方は少し変化したわけですが、でも家族は変わらず機能しています。
寧ろ家族は私が「はなが」自分らしく日々を生きてくれていたらそれで良いと思ってくれている様子です。

相変わらず長くなってしまいましたが、これも私の中で大切にしている考え方のひとつとしてご紹介しました。
何か大きな家族の節目を迎えたときには、家系図の依頼をしたいなあと思っています笑


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