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風戸輝斗
2024年5月5日 09:16
〇光の家(リビング)ルイス「ルイス、見たものの味がわかる」ルイス「Food Commentなら誰にも負けない」自信満々の顔をするルイス。光「(そんな非現実的なことできるはずがない)」光「(けど現に彼女は二度も有言実行してみせた)」光「(だから……)」光「ルイス、俺に力を貸してくれないか?」〇評論部屋シェフ1「(またあのボーイか…)」シェフ2「(本物は今日も欠席か)」シ
〇光の家(リビング)_夜机の上に雑然と並ぶビール缶。仁枝「なに!? もう飲めないの!?」光「いや、飲めないってことはないですけどそろそろ潮時じゃないかなって」顔を真っ赤にして、缶ビールを勢いよく呷る仁枝。仁枝「はぁ。忙殺されて恋にうつつを抜かすこともなく、気づけば三十路を割って独り身まっしぐらなんだろうなぁ」しょんぼりして瞳の端に涙をためる。光「あはは、編集って大変ですねぇ」
2024年5月5日 09:15
〇登場人物五津光(いつつ・ひかる/23歳) 主人公。料理評論家になるという夢に破れたフリーター。なんだかんだでカップ麺が一番うまいと気づき、カップ麺を愛している。榊原仁枝(さかきばら・ひとえ/24歳) 大手出版社に所属する編集。早くも落伍危機にある入社二年目。東雲ルイス(しののめ・るいす/19歳)『自称』家出少女。『自称』日本と欧米のハーフ。光の腹違いの妹。美川井御菊(みかわい・おき
2024年5月5日 09:12
作品タイトル:なんだかんだでカップラーメンが至高ですキャッチコピー:敗れた夢にもう一度――ジャンル:料理評論コメディ(仕事もの)媒体想定:横読みマンガあらすじ:五津光の父親は、国内屈指の影響力を持つ料理評論家である。その父親が失踪したことで、息子である光が代わりを担うことになる。一度は夢に破れた少年が、入社二年目の年上編集や、訳あり異国家出少女や、恋人のようなそうで