見出し画像

ゲストハウス時代

宿泊業歴46年。
世界一周タビストとして日本全国及び世界60ヵ国以上を旅し、自らも宿泊業を営んでいます。

宿泊業っそのものは廃れることはないのですが、この間、インバウンドの普及などその宿泊業の業態も随分変化してきました。

ボク自身もペンションから始めて観光牧場、古民家コンドミニアムと、場所を変えるたびに新しいスタイルで宿泊業を続けて今日に至ります。

今や「泊食分離」が浸透して、当たり前になりました。
それは宿泊者はもちろん、経営者にも優しいシステムです。
賄い(食事提供)が大変でしたから。

経営の高齢化、人手、後継者不足が叫ばれる中、食事を提供せず宿泊だけですと年をとっても後継者がいなくても、一人でも経営(ワンオペ)できます。
掃除が基本作業になります。

宿泊客は、食事を外食か自炊か選べます。
コンビニ弁当をチンして食べる(コンチン)こともできるのです。

未だにペンションやオーベルジュといった食事に重きを置くところもありますが、泊りだけですとお互い着く時間(チェックイン)も気にせずにすみます。
ドタキャンやノーショウで食材を無駄にすることもなくなりました。

今はネットで集客することもでき、広告費もいりません。
部屋数も定員(収容人数)も稼働日(営業日)だって自分の体力に合わせて決められます。
予約制なので週末や連休、シーズンだけ開けることも出来るのです。
高齢者が起業するにはうってつけかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?