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続・生まれつつある道の現在地~一般国道184号道路改良事業

このレポートは、2023年5月公開の以下のレポートのアップデート版である。

前回レポからおよそ半年、正月休みの帰省を利用して工事の進捗を確認してきたぞ。

2023.12
2023.5

まったく同じアングルでなくて済まないが、近い所から。一見して分かるとおり、真新しい白のガードレールが取り付けられている。かなり道路が形になっているのではないかと期待が高まる。

2023.12
2023.5

門田2号トンネルの山側は顕著な進捗が認められる。
階段の上に登ってみたかったが、進入禁止のため今回は自重とした。

2023.12
2023.5

地形をごっそり変えてしまう、土木のザ・パワーよ。同じ場所とは信じ難いが、上の方にあるヤシっぽい木に注目してほしい。

2023.12
2023.5

門田第2トンネルを潜って反対側から。カーブミラーが同じ位置にある。5月の作りかけのパズルみたいな壁面は整然とし、圧迫感ある壁が出来上がった。

2023.12
2023.5

門田1号トンネル付近。パズルブロックの上にガードレールの支柱を差し込むためのコンクリートの土台があり、そこからガードレールが生えていることがよく分かる。この側道沿いの民家が感じる威圧感圧迫感は更に増しているように思える。供用開始されると騒音と振動が加わることになるが、大丈夫だろうか。

2023.12
2023.5

最後の比較は、路面の状況だ。現場に立ち入れないのでどうしても見えづらい角度になってしまうが、それでも違いは明らか。路面の大部分に真新しいアスファルト舗装が敷かれている。

2023.12

改めて、この道の行く先を見る。竜王山の北側尾根へ突っ込んで行く線形だ。尾根を迂回することはちょっと考えられないので、トンネルを掘って山向こうの平原へ抜けるのだろう。
トンネル工事に関しては、設計委託の入札がらみでこんな情報を見つけた。「一般国道 184号 道路改良事業に伴う業務委託(トンネル設計)」とあるのみで場所が分からないが、2022年という時期からすればここである可能性が高いと思う。

推定されるトンネルのルートを黄色の線で示した。トンネルの長さは300m弱くらいになるだろうか。

今回は2023年5月との比較という形で工事の進捗をレポートしたが、トンネル工事になれば外部からその進み具合を確認することは不可能だ。したがって、次はトンネルが完成し、この門田工区が開通した後にレポートしたい。
また、未着手の新浜工区がどうなっていくのかについても、関心を持って注視していくものである。

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