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リチャード一世が十字軍を遠征していた頃、日本では源平合戦をしていた
歴史は一国を縦軸に見ていくだけではなく、世界規模で横軸に見ていくことで、マルチディスプレイを利用した複数個所のライブ映像を見ているような、エンターテイメント性の高いものとなる。
今回、目をとおした本はこちら。
このような本は小説形式でない限り、目をとおすという表現がしっくりくる。
受験対策としては間違っているかもしれないが、私にとっては好奇心を満たすためのものなので、年表をがんばって覚える気はさらさらない。
私にとって重要なのは、同時進行で何が起こっていたのかを知る ということだ。
面白いのは、
英仏間で百年戦争が勃発したころ、トルコ人のオスマン帝国が建国され、日本では足利尊氏によって室町幕府が開かれた
とか、
イタリアのボルタが電池を発明したころ、井伊忠孝がせっせと歩いて測量していた
だったり、
ベートーベンが作曲しているころ、十返舎一九が『東海道中膝栗毛』を書いていた
などなど、眺めているだけで興味深い。
イギリス産業革命後は、転がるように世界大戦に向かっていくこともよくわかる。
歴史は史実に基づいた壮大なドラマだ。
今の時期、受験対策のための歴史解説動画が続々出てくるので、歴史好きな私としては楽しくてしょうがない。
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